集患コンサルタント小竹の次世代マーケティングblog -3ページ目

歯科医の領域を超える



先生は、歯科医の領域を考えたことはありますか?

この間、私のクライアントの先生からこんなお話を聞きましたので
シェアしたいと思います。


クライアントの先生は、ある先生から、

「私は、ニーズのある治療方法を学んでそれを患者さんに提供していきます。」

という言葉を聞いたそうです。



クライアントの先生は、

「それは、目先のことにとらわれすぎている」
「一度、歯科医という枠を捨てたほうがいい」

と。


しかし、結果的にはあまり伝わらずにお話は終了したそうです。




ここで、注目して頂きたいのは「枠」です。



人間は、誰でも持っているものだと思いますが
この「枠」に囚われて生きています。


常識という枠、自分はこういう人間だという枠
歯科医という枠、歯科医院という枠・・・


それぞれの先生が、個々にいろいろな枠を持っています。



でも、先生の成長の妨げが、その枠だとしたら・・・
そんな枠はいりませんよね?



枠を作ってしまうと、その枠内でなんとか「しなければならない」という
状況を作ってしまいます。


しかし、一度、その枠をとってしまうと
本当に考え方は、無限なのです。


例えば、4年前の私の話になりますが、
セミナーに行けば、手当たり次第名刺交換をしていました。

誰彼構わずです。


しかし、今は、無理に名刺交換はしません。
「話してみたいな」、「どんな人だろう」、「近くで暇そうにしてるな」
という状況のときにしか、基本的に話しません。


これは、私自身が「いろいろな人と名刺交換をしなければならない」という
枠を”勝手に”作っていたのです。


ただ、ここで注意して欲しいのは”「枠」がダメなのです”という
話しをしているわけではありません。


枠は、その時の自分に対して作る必要があるのです。


歯科医師として、一人立ちするまでは歯科医師という枠は必要なのかもしれません。


しかし、一人立ちをしたあとも歯科医師という枠に囚われていたら
新たなチャレンジや、学びを失ってしまう可能性が大きいのです。



ここから、一つ実際に試してもらいたいものがあります。
下記の順番で、紙に書いて考えてみてください。




1.一度、自分自身をリセットしてください。(歯科医師をやめたとします)

2.先生は経済的自由を手に入れています。(毎年3億円が銀行に振り込まれたとします)



このとき、一人の人間として、培ってきた知識や経験、技術を使って何をしますか?