発車のベルは別れと始まりを伝える
たくさんの思いや思い出を乗せて
たくさんの風景と風をきって
まっすぐ進んでいく
ただまっすぐ進んでいく
きっと変わらないもの
昔も今も
楽しいばかりじゃない
それなりに大変で
我慢もしながら日々学んでいる
恋愛が始まりだけど
恋愛とは違う
永い時はたまに刺激を求めるけど
わがままな思いは
いつもは見えない蜃気楼
いつもの何げない会話や風景で深い絆にきずく
毎日行くスーパーも
きっと心の奥底で望んでいるすがたじゃない
着やすいから着ているこの服も
真っ黒なこの髪も
全てわかっていたけど
楽しいばかりじゃないけど
きっと寂しくはない
優しい日々
小さな幸せは夏の夜空のように
空をきちんと見上げれば
たくさんキラキラ輝いているから
夢で出逢う
扇風機の音でめがさめた
何故か懐かしく
そして悲しく
静かな虫の音でめがさめた
夢は夢だから
たくさんの思い出が流れだす
去年の今ごろ
煙草の煙が乾いた喉にささる
ため息混じりの煙は夢を少しずつ消していく