こんにちは

 

食品添加物の第三弾です。

 

■カラメル色素■

 

このカラメル色素も添加物の代表的な存在。

コーラ、缶コーヒー、清涼飲料水、発泡酒、液体系調味料、

カップ麺、カレールー、菓子類などとにかく色のついた食品系の色を濃くするために

使われていることが多い。

 

カラメル色素には製法の違いによって

カラメルⅠ~Ⅳの4種類あり 、

 

●カラメルⅠ--でんぷん分解物、糖蜜などに熱処理などをして製造された物。

●カラメルⅡ--Ⅰの製造過程に亜硫酸化合物を加えて製造された物。

●カラメルⅢ--Ⅰの製造過程にアンモニウム化合物を加えて製造された物。

●カラメルⅣ--Ⅰの製造過程に亜硫酸化合物とアンモニウム化合物を加えて製造された物。

 

この内一番問題になっているのがアンモニウム化合物です。

これが製造の過程で変化して 4−メチルイミダゾール という化学物質が生成されます。

この化学物質に発がん性があると確認されているのです。

 

つまりこの4種類のうちカラメルⅢとⅣが危険となるわけですが、

食品表示では「着色料(カラメル)」または「カラメル色素」と表示されているだけで、何番のカラメル色素が使われているかは明記されていません。

ただ使用されているカラメル色素はこのⅢ・Ⅳがほとんどとなっているらしい。

発がん性が疑われるこのカラメル色素、使われていない食品を選ぶことが重要です。

 

それとたまに見かける「クチナシ色素」、こちらは天然のクチナシの果実から抽出した色素であり、漢方などにも使われているのでより安全です。

 

以下「東洋経済」様のサイトより

 

 

そして「WHITEFOOD」様のサイトから引用させてもらってます。

 

 

 

続いて、ソーセージや加工肉などに使われている添加物など。

 

■発色剤■

 

ソーセージなどによく使われている添加物「発色剤」、

成分は「亜硝酸塩」であり、これを使うと肉がきれいなピンク色にり、いかにも美味しそうに見えます。

ところがこれが食肉そのものにも含まれる「アミン類」という物質と組み合わさると「ニトロソ化合物」という発がん性の強い化合物を作り出すことが分かっています。

 

■結着剤■

 

肉同士をくっつける結着剤として使われることが「リン酸塩」。

リン酸塩を多量に摂取するとカルシウムの吸収が阻害され、骨粗しょう症のリスクが高くなるらしい。

 

▲その他

赤肉の持つがんリスク。

焼くか炒めるなど調理の際に様々な発がん物質が生成される可能性があります。

肉を高温で調理すると、筋肉に多く含まれているクレアチンとアミノ酸が反応して、

「ヘテロサイクリックアミン」という発がん作用を持つ化学物質が生成されるということです。

 

これらは以下のサイトからの引用です。

 

 

 

 

 

●さらに「国立がん研究センター」による解説がこちらです。

 

 

 
 
続いて
■トランス脂肪酸■
 
「トランス脂肪酸」は植物油など液体状の油脂や、マーガリン、ショートニングのような固体状の油脂を製造する加工工程で生成されます。
植物油から作られるマーガリンはバターよりは健康的だと思われているが、実は
この「トランス脂肪酸」は体に対して様々な悪い影響があります。
 
トランス脂肪酸の悪影響(WHO)
DL(悪玉)コレステロールを増やす。
HDH(善玉)コレステロールを減らす。
動脈硬化を促進する。
心疾患の危険性を高めることが確認されています。
さらに免疫機能の低下。
アレルギー疾患の増加。
発がんリスクを高める。と疑われています。
 
▲「ショートニング」とはマーガリンから水分と添加物を除いた油脂で無味無臭、
見かけは白っぽくラードみたいな常温で半固形状の物です。
 
パンや菓子に使用すると「さっくり」焼き上がり、揚げ物では衣が「パリッ」と仕上がります。
よくジャンクフードと呼ばれているファーストフード店のハンバーガー、フライドポテト、
フライドチキン、ピザ、ドーナツなどにもショートニングがしばしば使われています。
 
こちらのサイトにより詳しく書かれています(有名ファーストフード店の事も)
 
今回はここまでです。
 
なかなか仕事の他にもやることがたくさんありまして、いろいろ調べてブログを書くことまで
手が回らないので、
一応今回(たったの3回ですが^^;)で添加物シリーズは区切りとします。
 
また機会があれば書いていきたいと思います。
 
お読みいただきありがとうございます。