ご存知のように、恐山は下北半島の中央部にあります。硫黄の匂いがする境内の一角は草木も生えない火山地です。

歩いていると、その名のような゛怖さ゛を感じます。(笑)

トコロガギッチョン!!ここはれっきとした曹洞宗のお寺です。

 

案内の女性が、「恐ろしい山ではありません。畏(おそれ)れ多い山です」と繰り返しおっしゃいます。

 

地元はじめ、東北の人達にとっては大切な死者との魂の交わる場なのです。

 

勘違いしてはいけない大切な事柄ですね?

※「畏れ多い」の「畏」は、敬いかしこまる気持ちや、神や仏など偉大な存在を恐れる畏怖(いふ)の念を意味します。「恐れ多い」は「畏」の意味がさらに強く、「畏れ多い」という表記のほうが意味が合っていますが、
「畏」の字がもともと常用漢字に含まれていなかったため、「恐れ多い」が一般的に使われるようになりました。

※畏怖(いふ)とは。=おそれおののくこと。