小生の姿を見るとソロリソロリと近付いて来る様にはなったけど、それでも❮しっぽ❯は小生との間を2mぐらい確保して様子を伺っている。

「そんな警戒しなくても俺はお前を食べたりしないのに!」

なんて、ぼやいても❮しっぽ❯には伝わらないか。

まぁ、いいよ。

❮しっぽ❯様、とにかくオヤツを食べて下され!

『今日から専用の御碗を用意させて貰いました。』
『地べたで食べるオヤツは味気ないと思いましてな。』

そんな言葉を心の中で語りかけながらオヤツを御碗にセット。

「ほら❮しっぽ❯食べろや!」と、毎回オヤツを差し出しながらそう声をかけるのだが❮しっぽ❯は小生が見てると絶対に食べない。

オヤツの前でお座りをしてジィ~ッと微動だに動かない。

「ハイハイ、俺は消えるからしっかり食べろよ!」
「それじゃあ、またな!」
と、告げて部屋に戻るのが最近の日課になってる。

そう、❮しっぽ❯の御碗を2つ用意したのは、小生が居たらオヤツを食べないので、オヤツを入れた御碗を置いたままにし、次の日にもう1つの御碗にその日のオヤツを入れて❮しっぽ❯に届ける事にしたから。

つまり御碗のローテーションですな。

『我ながら名案!』と自己満足(笑)

でも、いつかはチュ~ル・チュ~ル・チャウチュ~ル~♪のあのCM の様な事をしてみたいなぁ。
出来たら良いなぁ。
と、思ったりなんかして。

そんな日が来るのだろうか?

それはともかく、今は❮しっぽ❯が空腹を満たしてくれさえすればそれで良い。

ところで ❮しっぽ❯ は水分は何処で取ってるのだろう?

『身体中毛だらけだし暑いだろうな。』

今更ながら、そんな子供じみた疑問が浮かんだ夜。

さあ、そろそろ寝ようかな。


では、本日はここまで失礼させて頂きます。

おやすみなさい。