先日、平成22年版原子力白書の発刊中止になりました。福島原発の事故が収束していないからだということですが、むしろ今までの原子力に対しての考えを検証してもらう意味で発刊するべきだったのではと思います。
改めて電力の26%以上を原子力発電に依存し、医療などの放射線の利用で身近な存在である原子力ついて知るべきではと感じます。
ということで、発刊されている原子力白書の最新版として21年版を取り寄せました。
内容としては、多くのカテゴリーで書かれています。
地球温暖化に対しての必要性、核不拡散にたいしての動向、原子力に対する研究についてなど。
そんななかで、今回の事故に関連がありそうな気になる内容としては、「原子力発電所の耐震安全性問題について」があります。内容としては、かなり抽象的です。たとえば、想定する地震の大きさや、安全性の確認手法などかなり大雑把な表現ですね。
今日は、このぐらいにしておきます。