先日書いたのがこれ。
今日はイルカ汁が苦手になるきっかけとなった、
幼い日の思い出について書こうと思います。
小さい頃、確か今くらいの、風が涼しい頃
私は畳の部屋でテレビを見ていました。
それは綺麗な南国の海でダイバーがイルカと一緒に泳ぐ、という内容で
私はぼそっと、「いいなあ、私もイルカと泳ぎたいなあ」と呟きました。
隣でテレビを見ていた母はその時何も言いませんでしたが
耳ざとくそれを聞いていたようで
夏休みのある日、突然「イルカと泳ぎに行こう」と私を車に乗せ、
片田舎にある海の目の前の小さな水族館へと連れて行ったのです。
イルカがどんな感触だったのか、どんな風に一緒に泳いだのかは、もう覚えていません。
ただ覚えているのは、私たちがイルカと遊びおわり海のいけすを出たその直後に
イルカがトイレをしていたこと、
父が「アヤが出た瞬間にフンをしたよ」と笑っていたこと、
水族館のシャワールームが狭くて汚かったこと
それだけです。
イルカも「子どもと遊んでいるときはトイレをしない」とかいう気遣いをしてくれるんだなと
妙に感慨深く、イルカがますます好きになったのですが、
それ以来イルカショーの水を被っている人を見ると「きたねえ」と思ってしまいます。
あとイルカって口開けると結構怖いですよね。
おわり!