「悪魔の毒毒モンスター」を応援して下さった皆様へ
大変ご無沙汰しています。いつもこの言葉から始まるなあ(笑)。
前回、「悪魔の毒毒モンスター」という作品について、
このブログで書いてからはや5か月。
この5か月の間に本当に色々なことが目まぐるしく起こりました。
あの頃は想像もしていなかった・・・。
実は今日、東京の”千秋楽じゃなかったけど千秋楽になっちゃった”公演からちょうど二週間経ちました。
今のところ、お客様からもキャスト&スタッフからも体調不良という報告は受けていないので、とりあえずホッと致しました。
二週間経つまではずっと不安な気持ちがあり、
特に何も発しないようにしようと決めてましたので、
この報告が遅くなってしまい、申し訳ありません。
「悪魔の毒毒モンスター」を不安なお気持ちの中、
劇場にわざわざ足を運んで頂いた上に、
サーモグラフィー検査やマスクの着用、
アルコール消毒などの感染予防にご協力頂き、
本当に本当にありがとうございました。
多分、観終わった後も不安なお気持ちはずっとあったかと思います。
ご心配とご迷惑をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。
そんな状況にもかかわらず、マスクで息苦しい中たくさん笑って頂き、
熱い声援と拍手を送って頂き、ペンライトもたくさん振って頂き、
感謝以外のなにものでもありません。
東京公演を無事に終えることができたのは、
お客様お一人お一人の温かいご理解とご協力があってこそだと
今回ほど身に染みて感じたことはありません。
大阪公演は残念ながら中止となってしまいましたが、
健康あってこそのエンターテインメントです。
大阪公演を中止すると決め、キャストに連絡したとき、
座長の福田さんからは一言「悔しいです・・・」と返事が来ました。
でも「元気でいれば何度でも再演できます。また笑わせることができます」と返しました。
他のキャストもスタッフもみな同じ気持ちだったと思います。
5人しかいないキャストだからこそ、5人の結束力は固かったし、
抜群のチームワークだったと思いますが、
こういう状況だったので、ほとんど飲みに行ったりすることはなく、
打ち上げもさよならもないまま、解散となりました。
東京の”千秋楽じゃなかったけど千秋楽になっちゃった”公演が
まさか大千秋楽になるとは思ってなかったのですが、
たまたまその回に僭越ながらステージに上がらせて頂きました。
その時も言いましたが、本当にオフ・ブロードウェイよりも面白かった日本版。
福田さんはメルビンもトキシーもハマり役だし、
中別府さんのサラは超キュートだし、
林さんと宮原さんのラマス&ロレンツォ・コンビは最高だし、
何たって霧矢さんのあの二役の早替えシーンは白眉で、
見どころが満載で、何度見ても面白いなんてそうそうないです。
(あー、すみません、自社作品を自画自賛してしまいました)
これはもっともっと大勢の人に観て頂きたいし、
もっとブラッシュアップもできるはずです。
いつになるかはまだわからないですが、必ず再演をするつもりですので、
どうぞその日までお待ち頂ければと思います。
最後になりましたが、皆様どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。
そして、また元気に笑顔で劇場でお目にかかれますように。