この医師との遭遇というのは
実はシーサー先生との患者と医者の立場や
毎日のように起こる出来事を
シーサー先生が機会がある度に
私の症例をエピソードを混ぜて発表し、
これはごく一部の方にしか知られないのならば
私が公にしようと
まあ、あるいみ、この出来事の供養みたいな感じである。
シーサー先生をこのまま埋もれさせてしまうのはもったいないです。
あくまでも私が勝手にやっていることです。
きっと私の話しを聞いたお医者様がいらっしゃるかもしれませんね。
私は徐々に食欲が出てきて
お寿司が食べたいとまで言い出しました。
にぎりです。
母は面会時になると
結構ゆっくりしていきました。
内緒ででお寿司を少しもらったりして・・・
でもさ、そのうちちゃんと許可をとらなきゃ。
そう思って、
院長回診の時に思い切って聞きました。
院長回診には外科の殆どの先生と
沢山の看護婦さんがぞろぞろとくっついてきます。
kani
「先生、お願いがあるんですが・・・」
院長
「なんだい?」
kani
「お寿司が食べたいの」
院長
「にぎり?なに?」
kani
「にぎり」
院長
「あぁ、じゃあ、血圧が高いしカッパ1つ、たまご1つ。
それだけだね」
がっくりした。。。
あまりにもひどい・・・
私が食べたいのは
マグロとかイカとかウニとか・・・
そういうもの。
そんなに高く無い、
スーパーで売っているようなお寿司で十分なのです。
しょうがないので、
マシュマロ先生、シーサー先生、小日向先生に一人一人聞いてみました。
「院長先生が言ったでしょう?」
で、終わり。。。
ただ、院長回診に居なかった先生が1人います。
財前先生です。
でも、勇気がいるの。
1週間考えました。
勇気を振り絞って話しかけました。
kani
「先生、実はね、私食べたいものがあるの」
財前先生
「ん?なんだい?何が食べたいんだい?」
と言って私の足元から横に移動してきました。
kaniはモジモジしながら、心臓はバクバクしています。
「実はね、お寿司が食べたいの。
それも生ずしなんだぁ」
財前先生は手を後ろで組んで天井を仰ぎ
う~ん・・・
ドキドキ
私に顔を近づけてにっこり笑って
「いいねぇ~」(^^)
kani
「え?い、いいんですか?
本当にいいんですか?」
私は嬉しくて思わず「やった~、よかった~」と叫びました。
財前先生
「ん?だれかダメだって言ったのかね?」
kani
「院長先生に聞いたらカッパとたまご1個ずつって言われて、
その時から他の先生に聞いても、カッパとたまごって・・・」
財前先生
「あはは、kaniちゃんは管理ができるだろうから、
ちゃんとカリウムとか量を考えて食べるならいいよ。
ちゃんと管理するのが条件だけど、
食べていいよ」(^_^)
その時からお寿司を堂々と食べる事にいたしました。
が、シーサー先生たちからは
院長がダメだっていったのに
なぜかすしを1人前食べてるそうだな。
といつも言われました。
だって、財前先生から許可もらったも~ん。
食べるもんね~。
そうやって徐々に元気になっていったのでした。
そのうち、あまりに退屈になってしまい、
ICUから出たいと思うようになったのでした。
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