右内シャントを初めて使用しての透析。

私は穿刺(せんし)がうまくいかないのと

もう精神的に無理~~な状態で、

結局半日ストライキ状態。。。



とりあえず私はそのまま置かれ、

お昼近くになってベッドを壁側に頭がくるように180度回転。



お昼頃になって、そろそろよろしかろう?とのことで

腕をイソジンで消毒を始める看護婦さん。



kani

「やっぱり、やるの?

お休みしたいんだけどな」



看護婦さん

「だーめ。やるよー。

しかたないっしょ」


そんなやり取りしながら



どの先生が来るんだろう?

また何度も刺されるのかな?

他の先生は来ないんだろうな・・・



と半べそになりながら考えて

朝の出来事が蘇り、ビクビクしているkani。



あ、長い白衣を来たしぇんしぇーが来た!

シーサーしぇんしぇーだわ。



シーサー先生

「穿刺(せんし)?どれどれ?

こことここ?なに、初なの?

ふーん・・・」



なんて言いながら

いつもの穿刺って感じで

1本目、成功。

2本目、成功。



あれ?何のためらいもなくスッスッと入れて

「じゃっ!」と言って行っちゃった。

ウルトラマンじゃないって・・・ジュワッチッ(( o|o)シ~》》》



午前中は何だったんだろうね?

なんて感じで

看護婦さんとお話ししちゃいました。



もしかしたらまた泣いちゃうかも・・・

なんて思って準備していたのですが・・・(笑)



順調に透析が進んでいきました。



午後3時近くになると、ボチボチ午後の患者さんがやってきます。

その患者さんの穿刺の為に

シーサー先生がやってきました。



シーサー先生

「あれ?ちょっと早かったかな(^^ゞ」



看護師さん

「すみません、もう少ししたら患者さん来ると思いますが・・・」



シーサー先生は私の左側にある空いているベッドの所にやってきました。



私の方を向いて

ベッドに腰掛けたかと思ったら

「あ~・・・疲れた」

と言いながら横になりました。



「気持ちいいなぁ。このまま眠りたいなぁ」



この人間くささにちょっぴり驚いたのですが

こういうのっていいなぁと

なんだか嬉しいと感じました。



同じ天井を見て、

同じ目線でお互いの顔を見て・・・



シーサー先生

「なんかあったのか?」



kani

「う~ん・・・実はね、午前中に入らなくて・・・」

と事情を話したのです。



シーサー先生

「ふーん、そうか。そうだったのか。


・・・」



kaniは思い切って聞きました。

「先生、なんかあったの?」



シーサー先生

「いや・・・

昼に財前先生に呼ばれて行ったら、

透析室に行って穿刺してくるように言われてさ・・・


で、来て穿刺したでしょ?


穿刺したから医局に帰ったよね。


そしたら財前先生がびっくりした顔しててね

先生σ(^_^ に言うんだよ。。。」



財前先生

「ん?早いね。どうした?」



シーサー先生

「いやぁ、穿刺してきましたよ」



財前先生

「ん?ほんとかね?」



「本当です」



「本当に入ったのかね?」



「はい、入りましたよ」



「本当に、本当に入ったのかね?」



「はい、入りましたけど・・・」



シーサー先生は話しを続けました。

「そんなやり取りが何回もあってサー

変だなぁと思ってたらサ、

財前先生が言ったの。


『へぇ~、脅威だね~』って。


何のことだかさ~っぱり分らなかったけど

君の話しを聞いてこれで全てがやっとわかったよ。

きっと財前先生は、入らない事を想定してたんだろうね。

あまりにも早く帰ってったもんだから、

びっくりしたみたいだ(笑)


あ、患者さん来た?穿刺?


よっこいしょ」



と先生は看護師さんに呼ばれ

患者さんの所に穿刺(せんし)に行きました。



財前先生とシーサー先生は水と油の関係みたい・・・想像ですが。



シーサー先生の去っていく後ろ姿を見て

いつも「がんばれ~」って応援していたkaniでした。





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