カニ騎士です。

 今回は検査編Part2ということで入院してからした検査について書こうと思います。

 

 まず、記憶を頼りにやった検査を書くと、

 ・脳MRI

 ・造影剤CT

 ・レントゲン

 ・骨髄検査

 だったと思います。正直CTとかレントゲンはこの後も何度もやってるんでいつやったのかよくわかりません!笑

 

 まず、脳のMRIですが普通です。造影剤ってのを入れたくらいかな?音がすごいのでヘッドホンするんですが、なぞの音楽が流れててボーっとしてたら終わりました。

 そもそも造影剤ってなんなの?ってことですが、僕もよくわかってません。まあなんか見やすくなるんだと思います。

これは点滴から入れるんですが、入れる際、「体が熱くなる感覚あります」って言われます。実際、めっちゃ熱くなって全身から汗でるかな?ってくらい火照ります。逆に言えばこれだけで、アレルギー出る人もいるようですが僕は大丈夫でした。

 

 そして問題の骨髄検査。これは本当に二度とやりたくないけどきっと何度もやる羽目になりそうです。何が嫌かというとすごくシンプルです。

 痛い。

これだけ。ほんとに形容し難い痛みでした。やる前というか初めて骨髄検査をやるといわれた時から看護師さんやお医者さんに「こればっかりは…申し訳ないけど…頑張って…」と凄い同情というかこの検査に待っている痛みを物語っているような心配をされました。

 でも僕自身、死ぬ以外はかすり傷の精神なので基本やる前は気にしてなかったんです。間違いでした。少しでも身構えておけば…。

 この検査は2つの手順があるんですよね。麻酔して、注射器で吸い取るのと、ふっとい針で組織を取る手順です。

 痛いのは前者、麻酔はちょい痛いで、吸い取るのがほんっとに痛い。痛いですよ~って言われるけど痛いんです。しかもこれ、2回です。はあ終わったって思った瞬間、「もう一回行きますよ。大丈夫ですか?」って。いや大丈夫じゃないけど大丈夫って言わないとまたいつかやられるんでもう気合い入れて「大丈夫です。」ってなんでもないように言いました。結局やられてるときうめき声出たんですけどね。

 みなさんもやるときは心構えしときましょう。痛いです。

 

 ということで、ちょっとここで真剣なお話です。面白くないので読み飛ばしてもらって大丈夫です。

 抗がん剤治療前に行う精子保存についてです。

 抗がん剤治療を若年層が受ける場合、不妊になる可能性があるんです。そのため、精子保存を紹介してもらい、実際僕もしてきました。産婦人科なので男性ももちろん入れるんですが、最近は産婦人科に男性がいるのが好ましくない方もいらっしゃるようなので緊張しました。体調がよくなかったのと、そういった面も併せて母に同伴してもらいました。

 実際、精子保存は予約すればすぐ終わるので問題ないです。ここで僕が言いたいのは、抗がん剤治療を若い人が受ける場合、そういった不妊への対策法がある以上やったほうがいいということです。僕には将来一緒になろうと言い合える関係の女性がいますが、がん治療を受ける際にはいない方や、今は結婚願望や子供を持たないと考えている方もいると思います。しかし、人生何があるかわかりません。新卒2週間で入院する人だっています。だからこそ、未来の自分のために僕はお勧めします。

 

 以上、堅くなってしまいましたが、骨髄検査はいてぇよってことです。

 次回は入院後、抗がん剤治療を始めようとした矢先に起きた出来事について書こうと思います!