作品を売るためにしておくべきこと! | 日本からより多くの写真作家を海外へ

日本からより多くの写真作家を海外へ

受講生は海外での個展、作品販売、プーシキン美術館に永久保存。
「アーティスト・ステートメント講座」は過去400名受講

 

日本では写真は売れない。売れても安すぎます!

 

私が『デジタルカメラマガジン』の写真投稿サイトのGANREFのワークショップのお手伝いをしているころからの知り合いや、

「アーティスト・ステートメント講座」の受講生など、私の知り合いにはたくさんのハイアマチュア・カメマランや

プロカメラマンなどを含めた"フォトグラファー"さんがいます。

 

その方たちは、プロの方もアマの方も年に数回の写真展を開催されています。

グループ展に参加している数を入れると、みなさん、とても多く開催されていらっしゃいます。

 

その展覧会ではもちろん作品を販売されているわけですが、

これがなかなか売れてないようです。

 

また、日本では写真の価値がとても低く、海外でA2なら20万円で売れるところを

半額あるいはゼロを一桁減らした価格を付けているのをよく見ます。

 

そのたびに「安過ぎるからもったいないです」と提案するのですが、

「だって、高くするともっと売れないと思って……」という答えが返ってきます。

 

確かにそういうところもあるかもしれませんが、

実際のところ、安い値段をつけていてもほとんど売れないというのが事実のようです。

 

だったらどうしたらいいのか?

それは海外で写真作品を売ることです。

 

今日はそのために準備しておくべきこと、

ほとんどの日本の写真家が見落としていることをお教えしますね。

 

それは海外まで出向いたり、ポートフォリオレビューに参加しなくても、日本にいながら自分でできることです。

 

 

これは、私と一緒にSAMURAI FOTOのディレクターを務めている吉田繁さんのサイトです。

 

 

ギャラリーの中の" One minutes -Border for a Prayer"の中の1枚です。

この写真では見にくいですが、左下にどのプロジェクトの中の1枚かということと、

その番号が記されています。

 

海外に向けて作品を売るために必要なのはアーティストとしてのホームページです。

海外向けですから、もちろん英語の表記も必要になります。

 

このあたりまでは、やっている人もいますが、ここから先がいちばん大切!!

 

 

これは吉田繁さんのギャラリーページを開いていくと出てくるPDFです。

 

●通し番号を付ける

●プリントサイズを入れる

●エディションを入れる(何枚しかプリントしませんという宣言)

●shooting year(撮影した年)

●メディア(プリント用紙)

●価格(額付きか写真のみか)   

最低限これをホームページに入れておきましょう!

 

これらは全部大切です。

 

意外と、番号やサイズ、メディア、エディションが抜けているフォトグラファーさんが多いです。

 

ですが、これらがないと、買おうと検討しているコレクターさんは困ります。

 

また、これらは販売だけでなく、海外の美術館やギャラリーから

展覧会の依頼があったときにも困ります。

 

海外とでは、Zoomなどのオンラインでミーティングすることも多いですから、

その後にメールでやり取りするときなどに通し番号がついていないと、

どの作品かわからなくなってしまいます。

 

ということで、あなたのホームページの「ギャラリー」をいますぐ見直してみてください。

 

それで欠けている項目は早急に加えておくことをお勧めします。

 

最後に、SAMURAI FOTOメンバーのページも添付しておきますね。

 

 

 

メンバーそれぞれのパーソナル・ホームページに飛べますので、参考にしてみてください。