今日もいい感じでお過ごしですか?
公文式 広見南教室です。
子どもたちの学習用具。
鉛筆、消しゴム、定規などいろいろありますね。
今は安くて機能性の高いもの、人氣キャラのもの、ひとつでふた役こなす優れものなど、いろいろなものが出ています。
さてさて、学習に欠かせない筆記用具にも集中できるものとそうでないものがあることをご存知ですか?
本日は、子どもたちが学習に集中できる筆記用具をご紹介しましょう。
今回は鉛筆編。
❶お子さまの手に合ったものを用意しましょう。
小学一年生のお子さまに見られがちな新品のものは長すぎることが多いです。
大人でも、30センチほどある鉛筆では書きづらいはず。子どもたちも同様です。
くもんの鉛筆にも長さが三種類あります。お子さまの手の大きさに合わせて準備されるといいと思います。
お子さまの手に合った長さの鉛筆は、安定して持てるので、書く作業に集中できる大切なポイントになります。
❷芯の柔らかいものを選びましょう。
小学一年生になるまでは【6B】がおすすめです。
これは芯が柔らかく、筆圧の弱いお子さまでも思った以上に濃く書くことができるからです。
初めのうちは、柔らかな芯の鉛筆を使用し、筆圧を高め、たくさん書くことができる作業力を育てます。
❸安定して持てるようになるまでは、補助具や三角鉛筆を使いましょう。
初めて鉛筆を持つ時には、少し太くて持ちやすいくもんの三角鉛筆がおすすめです。
三角形になっているそれぞれの面が安定して持てるように、また補助具がなくても持ちやすいように作られています。
くもんの鉛筆でなくても構いません。
もちかたサポーターのような補助具を使いましょう。
指を置く位置が決まるので、安定して鉛筆を持つことができます。
安定して持てるということは、鉛筆を持ち直す必要が無いため、書く作業に集中できるのです。
❹鉛筆と消しゴムの機能は分けて準備しましょう。
鉛筆の端に消しゴム付きのものがありますが、その消しゴムを使うことに慣れてしまうと、書き直しをするたびにに鉛筆をくるくると回すことになり、集中力に欠けてしまうのです。
またその消しゴムは小さいため、うまく消すことが難しいです。
きれいに消さないまま書くことに慣れてしまうことは避けたいものです。
書くための鉛筆、消すための消しゴム、と機能を分けて道具を準備されると良いと思います。
たかが鉛筆。
されど鉛筆なのです。
お子さまの集中できる環境づくりのひとつとして知っていただけると嬉しいです^ ^