子育て中のままさんから、よく聞く言葉。
「うちの子、いいところがないんです」
「うちの子、何もできないんです」



そう言いたくなること ありますね。
かつての私にもありました。



でも本当にそうなのでしょうか?



産まれたばかりのベビーちゃんであっても、
できることはたくさんあります。



では何が「いいところがない」「何もできない」と思わせているのでしょうか?



それは、親の期待です。



親の期待から外れてしまうと「できていない」「何もない」そう思えてしまうのです。もちろんイライラの原因にもなります。



親子の関係をうまく作り、子供の自尊心を育て、自立した子供に成長していくにあたり必要なものは、親の愛情だと言われています。



私がお伝えしたい親の愛情とは、衣食住を満たし必要なものを与えることではありません。



言葉に出して伝えることです。
「大好き♡」って。



条件付きの「大好き」ではありません。
我が子の存在そのものに「大好き」なのです。



産まれたばかりのベビーちゃんが一生懸命泣いているとしますね。新米ままさんはオロオロしてしまうかもしれません。おっぱいあげて、オムツを替えて、それでも泣いている。そんな時にこそ抱っこして「いっぱい泣いていいよ。泣いているあなたも大好き」っていう感覚。



そのままを「大好き♡」



とはいえ、幼稚園児くらいになるといろんなやんちゃも覚えて来て、時には反抗してみたりすることもあるかもかもしれません。



そんな時にも、「大好き」ポイントを探すのです。
やんちゃしながらも、おもちゃを片付けてくれたら「すごいね。お片付けできたね」この一言が「大好き」の変わりに充分になり得ます。
反抗しながらも、お返事が出来たなら「すごいね。お返事できたね」これでOKです。



ただし条件付きにしてはいけません。
ここがポイント。



ありのままを受け入れる。
できたことだけを認め、褒めてあげる。



些細なことで大丈夫。
小さなことの積み重ねの方が、たまにある大きな出来事よりも、子供たちの中には深く長く残っています。