お疲れ様です！

ゴールデンウィークも後半戦に向けて、7年間継ぎ足ししている鰻のタレの原液の仕込み

焼いた鰻をタレに漬けると脂がタレに入るので濃度が濃くなってきます。そのまま使い続けると焼き上がる前に表面が焦げてしまうので、調味料を合わせた原液と混ぜながら継ぎ足して一定の濃度にします。

和音では味醂をじっくり時間をかけて煮詰めた「煮切り味醂」と醤油、砂糖のみで鰻のタレを仕込んでいます。

主役は「鰻」なので鰻本来の旨みの邪魔にならないように余計な調味料は合わせません。

それでも7年継ぎ足せば、タレだけでも鰻の味がしっかりありますね。

ちなみにタレは数回で使い切れるように約1.8ℓ程度しか仕込みません。

醤油の香りも大切な蒲焼きの要素なので、出来るだけ1年で何度も仕込むようにしてます。

今日、仕込んだ鰻のタレの原液もこのぐらい。

たったこれだけのタレに1時間近く時間がかかります。

それでも「美味しい！」の笑顔のために手間は惜しめないですね

明日からゴールデンウィーク後半の4連休

頑張らないと！

7年目の味