お正月、主にテレビを見てゆっくり過ごしていた。
そしたら、法隆寺の特集。
何とはなしに見ていたら、あらあら引き込まれる引き込まれる…
正岡子規の「柿食えば・・・」の句、一本の木から彫られた九面観音、まだ虫のきらめきが残存している玉虫厨子、阿弥陀如来の後光・・・様々な見どころが紹介されていた。
全て興味深い内容だったけれど、その中で印象的な観音様があった。
それは、『夢違観音』
こちらのサイト、現在稼働していないようですが、とても共感できることを書かれているのでリンクさせていただきました。
この観音様は、悪い夢を、いい夢に変えてくれるのだそう。
ネーミングセンスも素晴らしい。
ロマンチックですらあります。
なんというか、禍を転じて福と為す、という言葉もありますが、すべて間違ってないように出来事を消化してくれる・・・そんな力を目覚めさせてくれるような観音様なのかも、と思いました。
メジャーなのかな?もっと有名になってもいいと思う。
恥ずかしながら私も、今回テレビで初めてこの観音様の存在を知ったのでした。
昔の人々もこの観音様に、自分の悪い夢も良いものにしてくれるように、願ったのかもしれない。
自力本願というか・・・
自分で自分を癒せるようなきっかけをつかませてくれるのかも。
よく引き寄せや、サラとソロモンでも出てくる内容で、
他人の評価だけで心の中がいっぱいになっているとき、「自分は何をしたいのか」にフォーカスすると世界は開けていく
というのがある。
夢違観音というのは、自分のいい面も悪い面も、誰かのためや誰かのせいで出てくるのではなくて、自分がどちらかを選択しているだけなんだよ、と教えてくれる気がした。
こういうことは家族関係にも応用できるなと思いました。
一瞬一瞬、よい面を見る。
自分に対して。
お正月三日目にしてとても良い情報を得たなあ。
ふくふく(*´ω`*)
ちなみにこの夢違観音、世田谷にもあるらしいです。
ここすごいね・・・マリア観音までありますがな(´・ω・`)
機会があったら拝観させていただきたいな。
まるっ