患者にとっていつでも優しい存在です | あなたがなりたい看護師

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私にとって看護師さんとは、いつも優しいという存在です。
また、特に入院中は主治医と会うのは1日1回位ですから、何か不安な事があった時は看護師さんに相談します。そして、看護師さんは医師に相談したり、ちょっとした処置ならすぐにしてくれます。
何より患者の精神的な面を支えるという存在であると思いますし、それが看護師さんのとても大事な任務だと思います。
外来でも、私は一度指先を包丁で少しですが切り落としてしまったことがあります。自分で小さな指先を指にくっつけてガーゼでぐっと固定し、タクシーで病院へ向かいました。
そのガーゼを医師の前で取る時、如何にも痛そうだったので私は思わず自分より20歳位若い看護師さんの腕に顔をうずめてしまいました。
看護師さんは医師を手伝いながら、一方私を「あ、痛いですね。大丈夫ですよ」と励ましてくれました。考えれば、手術にも立ち会うのですから、強さを持った優しさなのですね。
また、先日私は胃カメラを飲むことになりました。初めて鼻から胃カメラをいれるので、口からからは楽だろうと思っていましたが、カメラが入ると吐き気が酷く医師と会話も出来ません。これは空気を入れたからと聞き、安心しましたが、その間1人の看護師さんはずっと私の背中をさすってくれていました。
胃カメラは7,8度飲んでいますが、そんなことをして貰ったのは初めてで、とても嬉しかったです。
看護師さんの優しさはそれぞれですが、患者のことを一番に考えてのことであることに変わりはないと思います。