昨日ポストした日経新聞のがんの記事の横に
「漢方なんでも道場」というQ&Aコーナーがあり
抗がん剤の副作用を防ぐ方法は?との問いがあった
北里大学東洋医学総合研究所所長の花輪壽彦氏による回答を下記に抜粋
●質問者が使っているのは「塩酸イリノテカン」という抗がん剤であるが悪心、嘔吐、下痢などの副作用がある
●塩酸イリノテカンがしつこい下痢を引き起こすのは、SN-38という生体内活性代謝産物が原因
-SN-38が腸管粘膜を刺激して遅延性の下痢を引き起こす
●これに効くのが漢方薬の材料となる生薬黄ごん。腸管への刺激をなくし、下痢を止める
-この黄ごんを含むのが、半夏瀉心湯。塩酸イリノテカンの抗腫瘍効果に影響せず、下痢を防ぐ
とあった
母がTS-1とシスプラチンでひどい下痢に悩まされたとき処方されたのは
ロぺリンという薬だった
これは呑みすぎると便が固まってしまうので
用量を気をつけるようにと言われるくらいのものだったが
服用し始めてから3日目くらいから症状が改善され
ロぺリンにはだいぶ助けられた