11月1日(月)12時34分配信 医療介護CBニュース

 文部科学省はこのほど、高度な知識・技術を持つがん専門の医師や看護師などの育成を図る大学の取り組みに対し、補助金による支援などを行う「がんプロフェッショナル養成プラン」において、各大学が策定したプログラムの実施状況などに対する中間評価を発表した。プランへの参加申請があった22件のプログラムの中から、がんの専門家や有識者らで構成する「がんプロフェッショナル養成プラン推進委員会」が、内科や外科、放射線科などの関連診療科が横断的に参加しているかなどの観点から18件のプログラムを選定。このうち、過半数の10件が最高のA評価だった。

 「がんプロフェッショナル養成プラン」は、がんを横断的に診療できる医療従事者の育成を図り、治癒率や患者の生活の質(QOL)の向上を目指すことなどが目的。2007年度にスタートし、来年度まで行う方針だ。
 07年度に各大学が策定した5か年のプログラムの進ちょく状況や実施体制などを評価するため、08年度までの実施状況などを今回、「がんプロフェッショナル養成プラン推進委員会」が中間的に評価した。

 評価は、Aが「当初計画は順調に実施されており、現行の努力を継続することによって目的達成が可能と判断される」、Bが「当初計画通りに取り組みは実施されているものの、計画達成のためには、これまで以上の努力が必要と判断される」、Cが「当初計画を達成するには、助言などを考慮し、更なる一層の努力が必要とされる」で、以下、D、Eの5段階評価。

 その結果、A評価だったのは札幌医科大、東北大、千葉大、東大、北里大、名大、阪大、近畿大、岡山大、九大の10大学(主担当大学)のプログラムだった。
 B評価は群馬大、順天堂大、金沢大、京大の4大学、C評価は秋田大、自治医科大、東京医科歯科大、鳥取大の4大学で、D評価とE評価はなかった。

 同省では、「各プログラム共に、教育体制の整備や地域医療機関の連携体制の構築が進められ、がん医療に専門的に携わる医療従事者の育成が着実に図られている」としている。

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