9月14日(火)15時40分配信 毎日新聞
重大事件を起こし、心神喪失などの理由で刑事責任を問えない精神障害者が入院する専用施設を、県は草津市笠山の県立精神医療センター内に開設する。医療観察法の定める「指定入院医療機関」で近畿では3施設目。13年4月の開院を目指し、16日開会の県議会に施設設計費の一部500万円の補正予算案を提案する。
05年施行の同法では、重大事件の加害者が精神疾患による心神喪失・耗弱状態で刑事責任を問えない場合、裁判所は1年半をめどに指定施設に強制入院させて治療させることができる。だが、厚生労働省によると、法施行から今年2月末までに全国で989人(うち県内6人)が入院決定を受けた一方、指定入院施設は18都府県に484床しかない。
同省は全国で800床の整備を目指しており、県は医師確保のめどがついたことから整備を決めた。総事業費12億円は国が全額負担し、精神科医3人と看護師30人の人件費も当面は国が負担するという。全23床の予定で施設のない京都府からも受け入れる方針。
県内には同様の通院施設が9カ所あるが、入院施設は初めて。他県では地元住民から反対運動が起きた例もあり、県は監視カメラの設置や玄関を二重ドアにするなどの対策を取るという。県病院事業庁は「設計と並行して説明会を開いていく。地元の意見も取り入れ、理解を求めたい」と話している。
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重大事件を起こし、心神喪失などの理由で刑事責任を問えない精神障害者が入院する専用施設を、県は草津市笠山の県立精神医療センター内に開設する。医療観察法の定める「指定入院医療機関」で近畿では3施設目。13年4月の開院を目指し、16日開会の県議会に施設設計費の一部500万円の補正予算案を提案する。
05年施行の同法では、重大事件の加害者が精神疾患による心神喪失・耗弱状態で刑事責任を問えない場合、裁判所は1年半をめどに指定施設に強制入院させて治療させることができる。だが、厚生労働省によると、法施行から今年2月末までに全国で989人(うち県内6人)が入院決定を受けた一方、指定入院施設は18都府県に484床しかない。
同省は全国で800床の整備を目指しており、県は医師確保のめどがついたことから整備を決めた。総事業費12億円は国が全額負担し、精神科医3人と看護師30人の人件費も当面は国が負担するという。全23床の予定で施設のない京都府からも受け入れる方針。
県内には同様の通院施設が9カ所あるが、入院施設は初めて。他県では地元住民から反対運動が起きた例もあり、県は監視カメラの設置や玄関を二重ドアにするなどの対策を取るという。県病院事業庁は「設計と並行して説明会を開いていく。地元の意見も取り入れ、理解を求めたい」と話している。
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