8月11日12時2分配信 毎日新聞
◇経済悪化で再就職も一因
県内で高卒認定試験の受験者数が増加している。大学検定試験が05年度に衣替えして高校に在籍したままでも受験できるようになり認知度が高まったこともあるが、経済状況の悪化から再就職や不安定な環境を脱するために資格取得や進学を目指す人も増えているという。今年度第1回(年2回)の試験は11、12の両日。高卒認定の資格取得とその先にある目標を胸に試験に臨む。【百武信幸】
◇ハローワークの最低条件に
県教委によると、県内の公立高校(全日・定時制)の中退者数は06年の417人から08年は323人と減少し、全国的にも少ない。一方で高卒認定試験の受験者は東北では唯一、ここ3年連続で増加。05年度の212人が08年度は254人になった。
第一高等学院秋田校(秋田市)の堀江琢校長は「雇い止めにあった人が再就職しようとしても、高卒以上じゃないと厳しい。認定試験を受け、それをステップに専門学校や大学に進学しよう、と考える人も増えている」と話す。
同校に通う秋田市の女性(22)は、高卒認定試験、さらに大学受験の合格を目指す一人。昨冬に正社員として働いていた会社が倒産し、将来を見つめ直す中で選んだのがこの道だった。
働くほど収入が増えるアルバイトが楽しく、高校2年のときに中退。「中卒でも、フリーターでも生きていける」と思っていた。
職を探す友人とハローワークに一緒に行った際、偶然「屋形船のガイド」の募集を見つけ、飛びこんだ。雄物川の水上を走りながら、川面の向こうに広がる景色を案内し、それを聞く乗客が笑顔になる喜び。「給料は多いし、安定していて正社員は全然違った。なによりやりがいが大きい」。このままずっとここで働こう、そんな思いは今年の新年早々、運営する会社社長の一言で砕けた。「会社が続けられなくなった」
ハローワークに通うが、最低条件は「高卒」。高卒資格だけでも取ろうと5月、取得単位の証明書を取りに一時期通っていた定時制高校を訪ねたところ、担任だった教師から聞いた話が意外な道を開いた。
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