🔵看護受験 小論文の書き方
🔳基礎ルール:3
論理的な文章とはなにか:ナンバリングについて
→小論文ではわかりやすさが重視されます。
そのため、「先に理由がいくつあるのか」ということを明示することが必要ですね。
ナンバリングというのは「第一に、第二に」とナンバーを書くことです。
読み手(採点者)にとっては「ここから論点が変わる」と理解しやすいのです。
例)課題文型の小論部の場合
〇筆者は「 」と述べる。これは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・また、筆者曰く、「・・」は「・・・・・」なのである。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇私は筆者の意見に賛成だ。以下、その理由を実体験より
二つ述べる。
〇一つ目は(最初に)・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・
〇二つ目に(次に)・・・
まぁ、一つ目、二つ目という書き方以外の表現なんていくらでもありますがね。
「第一に・・・、第二に・・・、第三に・・・・」
「まず・・・、次に・・・・、最後に・・・・」
こうすることで、その文章が「計画にもとづいた論理的な文章」になります。
ここで、注意点があります。「二つ述べる」などと指定をせずに「まず」を使ってしまう受験生がめちゃくちゃ多いです。
この「まず」というのは「二つ」に対しての「まず」なのです。
それを書かずに、いきなり「まず」と書いても、一体何の「まず」なのかが意味不明になります。
何千人もこのパターンの受験生を見てきました。本当に多い。
ご注意ください。
まだまだ注意点が多々ありますが、もう1つ紹介します。
承1の第一文と承2の第一文において、同じ表現で書かないようにすること。
文末表現も同様ですよ。
承1の第一文で「〜だ」、と書いたのならば、承2の第一文は「〜である」、と文末表現も変えます。
小論文のトレーニングを積んでいくと、重複した表現を避けることができるようになります。
なお、看護受験の小論文は600~1200字が多いです。
医師会の准看護学校なら400~600が多いかな。
ナンバリングはせいぜい「2つまで」に留めておきましょう。
社会的テーマを除き、看護受験の小論文は実体験を書くのが基本ですから
起承結の三段論法において、承の部分は二段構成で書きます。
例)医師会系准看護学校、400字構成の場合
1行20-25字
起:100字
承-1:100字
承-2:100字
結論:100字
例)看護大学、看護専門学校 600字構成の場合
1行25字
起:150字
承−1:150字
承−2:150字
結論:150字
例)看護大学、看護専門学校 800字構成の場合
1行20-25字
起:200字
承-1:200字
承-2:200字
結論:200字
例)那覇看護専門学校 1000字構成の場合
1行20字の場合
起:140字
承-1:360字(第一の実体験)
承-2:360字(第二の実体験)
結論:140字
例)都立看護専門学校社会人入試 1200字構成の場合
1行25字・課題文型
起:250字
承-1:350字 (第一の実体験)
承-2:350字(第二の実体験)
結論:250字
例)【2024年〜】都立看護専門学校社会人入試 1200字構成の場合
1行25字・テーマ型
起:200字
承-1:400字
承-2:400字
結論:200字
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