SOMPO美術館にてロートレック展を観てきました。





10代から晩年までの素描と版画をたっぷりと。
ロートレックは最初から上手いんだよな…。
三つ子の魂百まで、という感じで後の作品に表れてくるものが最初から在る。
10代の素描をたくさん見られたのは嬉しかったな。
画面の隅に描かれる落書きみたいな動物のイラストも可愛く。

ロートレックの愛したもの。
馬。人の後ろ姿。強い個性。

アカデミックな美しさや「いい人」には興味がなかったのだろうなと今回の展覧会で改めて思いました。

キャッチコピーが秀逸。
“ほら、劇場(キャバレ)の喧騒か聞こえるー。”
…まさに。



ロートレック好きですし、劇場に生きる人々、裏からみた舞台も好きなので、とても良かった。満足。

ロートレックが手掛けた楽譜の挿絵も素敵だったな。どんな曲なんだろう!!

こちらがそれ。

右は女性道化師。



晩年に馬に戻ってゆくのも感慨深かった。

19世紀末のパリを感じに。


ミュージアムショップはなかなか良いグッズ展開だったけど、ブラインドでランダム…というものが多かったのは少し残念。
選びたいよ私は〜