仕事の合間に松岡美術館に行ってきました!
現在開催中の展覧会は
唐三彩―古代中国のフィギュア―
レガシー―美を受け継ぐ モディリアーニ、ジャガール、ピカソ、フジタ
唐三彩と一階の古代エジプトの展示で、生き生きとした死後の世界を感じる。
古代の人々は生きるのに飽きる…なんてことはなかったのだろうな〜。
今読んでいる松岡正剛さんの本に「欠乏こそが幸福」というショーペンハウアーの言葉が紹介されていたのを思い出した。
松岡さんは「何かが容易に手に入った状態が持続するとかえって恐ろしい空虚と退屈がやってくる」と続けている。
古代は平均寿命も短かっただろうしもっと「生きる」こと自体に(今よりは)必死だったろう。
(今だって生きるのに飽きられるのは平和な地だけだろう)
だからこそもっと生きたい!という気持ちも強かったはず。(多分)。
死んだ後も楽しく生きるんだもんね?!という熱意と欲が美しい埋葬品の数々を生んだ。
見よ、この生き生きとした姿と色を!
どの馬にも個性があり工夫が凝らされ注文主と陶工のこだわりを感じます。
唐では女官たちもポロをしたそうです!
『光る君へ』でも打毬のシーンがありましたが女性は見るだけでしたね…
馬にダンスをさせてもいたそうです。見てみたい!
英国の式典でのお馬さんたちも壮観でしたがあれは人が乗ってたもんね…。
馬だけで踊るの??凄くない??
…しかしこのお馬さんたちしっかり自立していて体のわりに脚は細いわけで、よく耐えられるな?どうやって焼いたんだろう??と思いました。
お腹を覗いたら空洞になっていたので見た目よりは軽いんだろうけど。
(継いだあとが残っているお馬さんもいたことはいた。)
駱駝。
シルクロードでの西方との交流も窺えます。
角浩《私の真夏の夜の夢》も出ていて嬉しかった!やっぱり好きだな~(撮影は不可)
でも唐三彩の素晴らしいお馬さんを見たあとだと、なんか馬が変だな?とちょっと思っちゃった…(気の所為?)
展示をゆっくり愉しませてもらいましたが、今日いちばん言いたいことは…