町田市立国際版画美術館にて、西洋の木版画展 を観てきました…!
何年も前に東京都庭園美術館で開催された 森と芸術展で、町田国際版画美術館の素晴らしいコレクションを目の当たりにした日から、待ち望んでいた展覧会です!!
はあ~…良かった…。
15世紀から現代までの西洋の木版画の流れを追うことが出来ます。
別格のデューラー。
ヴァロットンやゴーギャン、リヴィエールなども。
しかし今日私の心を鷲掴みにしたのはやはり19世紀の挿絵画家たちでした。
特にギュスターヴ·ドレは圧巻!!
言ってみれば、白と黒の微細な面、その差異のみで、ここまで光の表現が出来るとは…
そう考えると0か1かのコンピューターには無限の可能性があるのか(いやよく知らんけど)。
まあ細かいので舐めるように観てきました。
近寄って視ると言葉もありません…。凄い!(語彙力)
続いてウォルター·クレインにケイト·グリーナウェイ、リチャード·ドイル…
テンションがMAXに…も、もうダメ…死ねる…
グリーナウェイて正直今までそんなに刺さってなかったのですが、原画だと全然印象が違ってびっくりしました。
鮮やかでむしろシャープ。
この画面構成…!
好きだ~すっかり虜です。
リチャード·ドイルの繊細で柔らかな線。その微妙な色彩!
現代で一般にイメージされるであろう ザ·妖精 の世界。
うっとりですわあ…。
そしてこれらの作品はエドマンド·エヴァンズという刷り師あってこそ、なんですね。
もう、ずーっと観ていられます。
大満足でした!
これは絶対ナマで見た方が良いです(当たり前か)。
まだ蝉が鳴いていました!