古代オリエント博物館に行ってきました!

特別展 ギルガメシュと古代オリエントの英雄たち


…結構楽しみにしていたのだけど、
う~ん、ちょーっと物足りなかったかなあ。
肝心のギルガメシュに関する展示が少なめでした。
ウルク遺跡の発掘物から当時の人々の生活をみるのは面白かったですが。
リラ(楽器)の復元には目を引かれました。
結構大きい…!

シュメル神話の本を読んだときも思いましたが、完全に都市文明なのでやっぱり新しいというか、今と変わらないのよね。
まったく人間が進化してるなんて勘違いもいいとこである。

そのあとの展示はオリエントの神々の説明と、ギルガメシュ叙事詩がその後に及ぼした影響をみていく内容。

こちらの博物館のカタログは読み応えあるのでゆっくり読んでいきたいと思います♪


司修さんの、ギルガメシュ叙事詩の版画絵の展示(これもレプリカぽいもの)はとても素敵でした。
ミュージアム・ショップにちゃんと本が置いてあったのでお買い上げ~。
こちらの本は様々なverをあわせて物語として読みやすく再編したもののようです。
ペラペラめくったらかなり雰囲気ある感じ。
ちくま文庫で読んでますが、また違ったものとして愉しめそう。ワクワク。

☆☆☆
常設展、良かったです!
撮影可だったのでパシャパシャと。
写実的な護符が可愛い。


豊かな動物の世界から力をいただくのだ。









ハルポクラテスて初めて見たかも…。
口許に手をやっているのが可愛いですが沈黙を表す仕種なんですね。


楔形文字やヒッタイトの象形文字をスタンプできるコーナー面白かった!


こちら自分の名前をスタンプ。
読める方はそっと心にしまっておいていただきたい。


物足りないと言いつつ一巡するのに一時間半くらいかかりました~。
へへへ。
古代ってなんでときめくのでしょう!