老舗 | 考える人

老舗

歳暮シーズンである。


ウチの近くに西友があって、そこのと三越のカタログを比べて見てみた。


西友→メーカーモンを右から左に流して売ってるだけ、「ならでは」「らしさ」ゼロ

三越→オリジナルモンを開発して売っている、「こだわり」「オシの強さ」100%


三越のギフトって見てるとそんなに割高な感じもせず、

西友モンの2~3割増くらいかと。


だったら、三越だよねえー、って思う。

ギフトの三越って感じ満載だし。


大学生の時、三越で取り扱っている海苔屋(日本橋小舟町)でバイトしてましたが、

昔と変わらないパッケージで、少しうれしかったです。

三越とこの海苔屋はおそらく、江戸時代から取引あったと思われますが。


井上海苔店


ものすげえー、非効率な職場で(今も変わってないんだとおもうけど)、

おじいさんとおばあさんの固まりみたいなトコです。

でもね、

(バカラも完成品の数十%を破棄してしまうのとおんなじ?で、)

彼らの仕事は確かにとっても丁寧で、品質にはうるさかったですね。


今のこの世の中、大量生産命!の嵐なんだけど、

こういうトコで働いている人々を見てると、

非効率っていうことだけで括っちゃかわいそうね。

非効率ならではの良さっていうのをもう一度、考えたほうがよいと思う

今日この頃でした。


三越って、

歳時である「お歳暮」の意味をちゃんと分かって展開しているような気がする。

西友って、

売れりゃあいいと思ってる。


この違いって大きいなあー。これって意外と、人間にも当てはまるのでは?