~標高第1位富士山(3776m)・第2位北岳(3193m)・第3位間ノ岳(3190m)を一望~


仙丈ケ岳登山(3033m・長野県伊那市と山梨県南アルプス市の県境)

 

 

2019年行記《NO山29》
7月31日(水)・晴れ
【コースタイム】
4:30長衛小屋⇒5:38三合目⇒6:02五合目(大滝頭)⇒6:25六合目6:30⇒7:00小仙丈ケ岳7:10⇒8:13仙丈ケ岳8:45⇒9:03仙丈小屋⇒9:40馬ノ背ヒュッテ9:45⇒11:44大平小屋⇒12:03北沢峠

 

午前4時30分、薄暗い長衛小屋をヘッドランプを付け出発。

4時15分、北沢峠から小仙丈ケ岳尾根ルートを進む。
シラビソやコメツガの原生林の中を高度を上げる。

 


5時38分、三合目。6時に五合目(大滝頭)を通過。

 

五合目

 

6時15分、展望が開け振り返ると甲斐駒ケ岳が全容を見せた。

左の樹木の間から北岳が見える。
6時25分、六合目のハイマツ帯の稜線にいきなり飛び出した。ここから大展望を楽し見ながら進むルートだ。正面に小仙丈ケ岳が端麗な姿を見せている。

 

六合目・小仙丈ケ岳

 

振り返ると駒ヶ岳から鋸岳。その奥には八ケ岳連峰。右手には鳳凰三山の大パノラマが広がった。

 

甲斐駒ヶ岳

 

八ケ岳連峰

 

鳳凰三山

 

北岳 左の稜線の奥に富士山

 

小仙丈ケ岳へ登る

 

馬ノ背ヒュッテ


7時、小仙丈ケ岳(2855m)の頂きに立った。

 

仙丈ケ岳

 

 

360度の展望が広がっている。仙丈ケ岳が全容を見せている。

 

仙丈ケ岳

 

富士山

 

南の方にかけて北岳、間ノ岳、塩見岳、荒川三山と続いている。そして、北岳の左に富士山が姿を見せている。

 

北岳・間ノ岳


北側には中央アルプス・木曽駒ヶ岳と北アルプス・穂高連峰・槍ヶ岳がも薄らと山容を確認できた。

 

中央アルプス・木曽駒ヶ岳

 

北アルプス・穂高連峰


仙丈ケ岳を正面にしながら高度を上げる。

 

 

左奥標高一位の富士山・2位の北岳・3位の間ノ岳

 

 

甲斐駒ケ岳

 

小仙丈ケ岳

 

仙丈小屋分岐から急登が続く。急坂を登り切るとカールの向こうに仙丈ケ岳の山頂が見えた。山頂の登山者も見える。

 

薮沢カールと仙丈ケ岳

 

仙丈ヶ岳

 

カールには仙丈小屋が見える。

 

薮沢カール・仙丈小屋


8時15分に仙丈ケ岳山頂に立った

 

 

360度の大パノラマだ。

標高第1位富士山(3776m)・第2位北岳(3193m)・第3位間ノ岳(3190m)を一望。昼食をしながら至福の時間を過ごした。


8時45分も薮沢新道ルートで下山開始。カールを下る。9時3分、仙丈小屋を通過、コイワカガミ、シナノキンバイなどの花を楽しみながら下っていく。ナナカマドのトンネルを下る。お花畑が鹿の害から守るためにネットで保護されている。
9時40分、馬ノ背ヒュッテを通過。薮沢に沿って下る。長い沢沿いの道が続く。丸太橋を渡ると樹林帯に入った。原生林の急坂を下ると林道が見えた。11時44分に大平山荘(1960m)に到着。さらに山道を登り返すと北沢峠バス停に12時3分に到着した。
バスの発車時刻は午後1時10分だ。そこまで生ビールだ。旨い!  もう一杯!
臨時バスが12時40分に出たので乗車して、午後1時25分に仙流荘に無事戻ってきた。

日帰り温泉は、仙流荘で二日間の汗を流した。

●走行距離=約9.75km  ●所要時間=7時間33分(休憩47分含む)  ●標高差=1043m