~北岳、仙丈ケ岳の大展望~

甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)登山 (2967m・山梨県北杜市と長野県伊那市の県境)

 

 

2019年山行記《NO28》
7月30日(火) 晴れ

【コースタイム】
7:00北沢峠⇒8:40双児山8:50⇒9:29駒津峰9:50⇒10:12六万石⇒直登ルート⇒10:55甲斐駒ヶ岳11:10⇒巻道コース⇒11:41駒津峰12:15⇒13:06仙水峠13:10⇒13:35仙水小屋⇒14:15長衛小屋(泊)

 

ようやく梅雨が明けた! 

7月30~31日と南アルプスに北部に位置する日本百名山の甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ケ岳(3033m)の2座を踏破する山旅を楽しんだ。


7月30日、快晴だ。長野県伊那市の仙流荘(860m)から午前6時5分発の北沢峠行の南アルプスアルペンルート林道バスに乗車した。

 

仙流荘バス停

 

 

 

 

 

 

運賃は、往復2,680円だ。山岳風景を楽しんで北沢峠(2032m)に6時50分に到着した。

 

 


第一日目は、甲斐駒ヶ岳をめざす。

7時に北沢峠・こもれび荘の脇の双子山・稜線ルートから登山開始。長いジグザクの原生林の道を登る。
8時30分、振り返ると仙丈ケ岳、北岳・間ノ岳。右手に鳳凰三山が姿を見せた。絶景だ!

 

振り返ると仙丈ケ岳

 

北岳・間ノ岳

 

180度パノラマ・中央が北岳

 

めざす甲斐駒ヶ岳が山頂を見せた

 

鳳凰三山

 

北岳&間ノ岳


8時40分に双児山(2649m)に到着。

 

双児山

 

ここからはめざす甲斐駒ヶ岳が白い岩肌を少しだけ見せている。360度のパノラマ風景を堪能する。

 

甲斐駒ヶ岳

 

鋸岳

 

鳳凰三山

 

振り返ると双児山と奥に仙丈ケ岳


双子山から下りハイマツの登を登り返すと駒津峰(2752m)に到着した。ここも360度の大展望だ。

 

駒津峰から甲斐駒ヶ岳

 

 

北岳・間ノ岳・塩見岳・南アルプス

 

仙丈ケ岳をアップ

 

仙丈ケ岳、北岳、富士山も薄らと見える。正面には甲斐駒ヶ岳、摩利支天が迫力ある岩峰を見せている。ここにザックをデボして進む。
ヤセ尾根をくだり、10時20分六方石から分岐を右に行くと巻道コースだが、そのまま直登コースを登る。慎重に岩場の急坂をよじ登る。

 

甲斐駒ヶ岳

 


振り返り六万石と駒津峰

 

直登・巻道コース分岐

 

直登コース

 

振り向くと北岳

 


ガスがて出てきた。急登すると10時55分に甲斐駒ヶ岳の山頂に立った。

 

 

 

山頂の祠

 

ガスがかかり展望はない。山頂は広々とした岩と白い砂地だ。
15分ほど休憩し下山開始。下りは巻道を下る。

 

 

摩利支天

 

奥に直登コース

 

砂地を滑らないように下る。ガスがさらに湧いてきた。左に摩利支天の岩峰を見ながら下る。

12時4分に駒津峰に戻ってきた。ここから仙水峠に森林限界を過ぎて原生林のジグザクの急坂を下る。

 

左・甲斐駒ヶ岳&摩利支天

 

奥に北岳


午後1時6分、仙水峠(2264m)着。

 

 

両側にゴロゴロした岩場道を下りると原生林に入った。

 

 

 

12時35分に仙水小屋を通過。

 

 

沢沿いを進み丸太橋を渡る。

 

 

原生林の中を進むと2時15分に今夜の宿泊地の「長衛小屋」(1990m)に到着した。

 

長衛小屋

 

テン場もいっぱいだ


さっそく、エビス生ビールを頂いた。旨い!

 

●走行距離=約7.5Km        ●所要時間7時間15分(休憩46分含む)     ●標高差=976m

 

7月31日の仙丈ケ岳登山へ進む。