初冬の大峯奥駈道
弥山(1885m)・八経ケ岳(日本百名山・1915m) 奈良県天川村

2017/12/7(木) 快晴


登山口の行者還岳トンネルに通じる国道309号が12月11日から冬期通行止になる前に、霧氷を求め大峰山脈の最高峰、八経ケ岳に登った。
12月7日、行者還岳トンネル西口登山口を08:35にスタート。

 

 

薄らと雪が積もってトレースのない谷コースを進む。

谷に沿った急登が続く。小滝が氷瀑している。

 

 

高度を上げると左手に行者還岳、大普賢岳が頭を出した。

 

 

谷を離れて急登すると09:39に大峯奥駈道出合に合流した。

 

大峯奥駈道出合

 

谷コースは尾根コースと比べて20分ほど長くかかった。
道を右に進み、弁天ノ森を過ぎ展望ポイントから弥山、八経ケ岳が見える。

 

仏生ケ岳

 

雪道を進むと10:30に聖宝宿跡についた。

ここから弥山をめざし急坂を登る。

 

鉄山

 

熊野灘が光っている

 

弥山

 

 

高度を上げると樹木の間から大普賢岳ファミリーが姿をあらわした。

 

大普賢岳ファミリー

 

 

左は稲村ケ岳  右は山上ケ岳

 


急坂が続き登り詰めると弥山小屋に11:28に到着。

 


周辺は期待通りに霧氷が美しい。


ザックをデボし、小屋から南に下り八経ケ岳をめざす。少し下ると八経ケ岳が全貌を見せた。

 

八経ケ岳

 

コルの霧氷が快晴の青空に輝いている。

 

 

 


登り返し、12:03に八経ケ岳山頂に立った。

 

 

 

山頂からは360度のパノラマが広がる。東に大台山脈。西に金剛山、葛城山。南に釈迦ケ岳へと大峰山脈が連なり、北には弥山、大普賢岳がつながっている。

 

奥は大台ケ原・台高山脈

 

南方角  奥は釈迦ケ岳


展望を堪能し霧氷のトンネルを歩き弥山小屋に戻る。


12:40小屋に戻り、国見八方睨から大峰山脈北側の稲村ケ岳、山上ケ岳、大普賢岳、行者還岳にかけての峰々を一望した。


そして小屋から5分ほど登った弥山山頂・天河弁財大社奥宮の前で八経ケ岳を見ながら陽だまり下、昼食。

 

弥山山頂・天河弁財大社奥宮

 

八経ケ岳 後ろのピークは明星ケ岳

 

奥宮の裏から大普賢岳


13:25にアイゼンを付け下山開始。出合から尾根コースを下り15:31に登山口に戻ってきた。

 

所要時間=6時間56分(休憩含む)  標高差=821m   走行キロ=14,5km  歩数=25,345歩