縦走=20km 

厳しいアップダウンが続く行者道

 

行仙岳⇒行仙ノ宿小屋⇒笠捨山⇒地蔵岳⇒香精山⇒玉置山⇒玉置神社(奈良県下北山村・十津川村)

 

 

2017/06/17(土) 晴れ

【コ―スタイム】所要時間=9時間40分(休憩含む)  標高差=702m  スマホ距離=20km  歩数=39,819歩
05:05白谷トンネル西口→05:17白谷トンネル東口登山口→06:02大峯奥駈道合流→06:07行仙岳(1226)→06:32行仙ノ宿小屋→08:00笠捨山(1352)→08:25葛川辻→09:08槍ヶ岳・地蔵岳(1250)→09:40四阿宿跡→10:10香精山10:50→11:18塔ノ谷峠→11:50古屋辻→12:11蜘蛛ノ口→12:18稚児の森→13:11花折峠→13:33玉置山展望台→14:06玉置山(1076)→14:29玉置神社→14:45駐車場

 

6月16日(金)に下山口の玉置神社駐車場(十津川村)にGカーをデボ。
17日(土)、車中泊地よりMカーで国道425号を下北山村へ走らせる。04:50に白谷トンネル西口に到着。

 

 

トンネルは7月31日まで通行禁止となっている。

05:05、真っ暗なトンネル、約1kmを10分ほど歩き東口に出る。少し下ると白谷トンネル東口登山口がある。

 


05:17急角度の鉄バシゴを上る。標高差350mの急登と鉄階段が続く道を大峯奥駈道合流点めざし登る。
06:02、行仙岳直下の大峯奥駈道に合流した。ここから5分ほど登と行仙岳(1226)山頂に立った。

 

行仙岳

 

北方向

 

山頂は前回に続き2度目だ。北方向に大峯山脈が釈迦ケ岳まで続いて見える。山頂から再び白谷トンネル分岐に戻り、大峯奥駈道を南に進む。

 


道は緩やかな下り。左手の奥に台高山脈が見える。

06:32行仙ノ宿小屋に到着。

 

 

りっぱな小屋だ。室内もきれいに整理整頓されている。
急坂を下ると正面に笠捨山が見えた。

 

 

コルから急坂を登り返す。

 

 

振り返ると行仙岳が見える。

 

振り返り行仙岳

 

 

笠捨山

 

さらに登ると08:00に笠捨山西峰(1352)山頂に立った。

 

 

山頂には二等三角点の標石があり、北、南方向に展望が開けている。

 

 

左釈迦ケ岳  右に大普賢岳が顔を出している


山頂から急坂を下り、08:25に葛川辻を通過。

少し下ると槍ヶ岳・地蔵岳が正面に姿を見せた。

 

槍ヶ岳・地蔵岳

 

岩稜の急坂をクサリ、ロープ、木の根をつかみ必死に登り、

 

 

09:08に地蔵岳(1250)に到着。

 

地蔵岳山頂

 

山頂の南面に小さな地蔵石仏が祀られていた。
地蔵岳からさらに厳しいクサリ場の激下りが続いた。

 


09:40に四阿宿跡を下り登り返すと10:10に香精山(1211)に着いた。ここで昼食休憩。

10:50にスタート。

 

 

杉林の尾根道を下り、11:18塔ノ谷峠から緩やかな杉林の長い下り道が続く。

 

右が笠捨山

 

右手下に21世紀の森公園が見える。

 

21世紀の森公園

 

 

11:50古屋ノ辻から下ると12:11に蜘蛛ノ口(650m・このコース最低地点)を通過した。
上りが続く12:18稚児ノ森を過ぎると京ノ谷大谷林道と合流した。

 

 

ここから大峯奥駈道は時々林道と交差したりして玉置山をめざして登りが続く。

 


13:11花折塚を進むと13:33玉置山展望台に着いた。

 

 

展望台からは歩いてきた笠捨山、地蔵岳の山並みが一望でき、その左に中八人山が見える。西方向の下には十津川村の集落が見える。

 

北方向  歩いてきた山並み


進むと「世界遺産の碑」がある。

 

 

ここから玉置山山頂めざし、かつえ坂を登りブナ林を抜けるとシャクナゲに囲まれた玉置山(1076)に14:06に着いた。

 


玉置神社へ下る。杉の巨木が林立している。

 

玉置神社本殿

 

大杉

 

観光客が多くなった。玉置神社を通り、次回の熊野本宮大社への大峯奥駈道を確認し、14:45に駐車場に着いた。