ぼくたち人間はバカだ。


地球で、1番バカだ。


僕たちが文明を作った?


だから地球上で1番すごいの?
賢いの?

たしかに動物よりも、僕たちは多くのことができる。


でも僕たちは多くのことを


【忘れて】生きているのだ。





いつからだ?



「普通は」という言葉で自分を縛り始めたのは(´∀`)



いつからだ?



賢いあまりに一歩が踏み出せなくなったのは(´∀`)



いつからだ?



「いや、普通はこうだから、こうだろう」を繰り返し、自分の尻尾を追いかける犬のように同じところを回ることが心地よくなったのは。





{F002BC4F-26BB-4D4C-8E2A-CB6E11A417F8}



やりたいことをやる。




やりたいことをやる。





やりたいことをやる。







こんな子犬でもできることを僕たちはいつから出来なくなってしまったんだろう。


犬は餌を目の前に吠えて喜ぶ。

悲しいと鳴く。

不快だと吠える。

おもちゃが欲しいと走っていく。

明日のことを考えない。


昨日のことを考えない。



今に全力だ。






ユーモア心理学では、


『僕たち人間は地球上で1番アホである』という位置付けをしている。


シンプルに理由は2つ。


まず、僕たちは【忘れる】


そして、僕たちは【慣れる】




俺らってさ、



忘れて慣れて

慣れて忘れて


を繰り返すのね。




例えば、会社


どんなにブラックな会社でも働いて3年もしたら慣れるんよなwwwwwww




例えば


俺は、お爺ちゃんお婆ちゃん大好きやった。


亡くなった頃めちゃくちゃ辛かった。


でも忘れるんよな。


あの頃の気持ちとか。


そして慣れるんよな。



奈良から東京に来た頃


本当に辛かった。


親の離婚のせいでなんで、俺が友達と離れてこんな都会に住まんあかんねん!!と

かねやん少年は思った。




でも2ヶ月後


慣れるんよ。


そ、慣れる。


5年も住めば都会に慣れる。



んで、奈良の感じとか忘れるんよ。



たまに帰る。




こんな空気にうまいんだ。


こんな道が狭いんだ。


こんなとこに田んぼがあるんだ。



両親が離婚する前に3人で歩いた場所なんかを久々に訪れる。




僕たちはバカだから。


やっと思い出す。


その代わりに涙が出るのだ。





忘れてごめん。。。


慣れてごめん。。。




かねやん少年は一時期とても苦しかった。



忘れたくなかった。


友達も思い出も空気も雰囲気もあの頃の気持ちも。





でも、どうしてだろう。


忘れる。


こうして、ブログを書いていても奈良の空気をぼんやりしか思い出せない。



そしてぼくは



慣れる。



いろんな場所に、

いろんな人に

いろんな事を慣れ始める。





僕たちは本当に毎秒のように


忘れていく。


僕たちは本当に毎秒のように

慣れていく。




これは残念なことだろうか?



ぼくはずっとそう思っていた。






もし全ての出来事を忘れられなかったら、僕たちは脳がキャパオーバーしてしまい思考が爆発するwwww


潜在的に覚えていても記憶の海にそっと沈めていくのだ。


そして慣れる。


慣れなかったら僕たちは生きてはいけない。

引っ越しをするたびに違和感で死んでしまうかもしれない。

他人と関わることができなくなる。


他人は違和感だらけだからだ。



慣れることを


「習慣」ともいうのかもしれないし、「惰性」というのかもしれない。
「適合」というのかもしれない。


僕たちは

適合しながら

『らしく生きる、ありのまま生きる』ということに不適合になってしまった。





しかし



それは僕たちに必要なシステムだと思う!!!





忘れたら思い出せばいい


慣れたなら

初心に帰ればいい。

慣れたときふと思い出せばいい。


何度だって。




それを全て出来る方法が



『ありがとう』なのかもしれない。



ぼくはたまに1人で空なんか見上げながら、心の中で呟くのだ。


お爺ちゃんお婆ちゃんにかもしれないし、


オカンやオトンにかもしれない


今まで会ってきた人たちにかもしれないし


未だ見ぬ人たちにかもしれない。




「ありがとう」



そう空に放つとき




忘れていた何かと

慣れていた自分が

交わる。



それを


「初心に帰る」という。



ありがとう。