先日、当院でコロナ患者の抜管(人工呼吸器から離脱)に成功しました。

いままで散々偉そうなことを言ってきましたが、実はコロナ重症患者の治療を自施設だけで完結したことはありませんでした。

今回、ついに抜管に成功し、コロナの治療が自施設内だけでほぼ完結しました。

皆さまにはどうでもいいこととは思いますが、私、一人前になった気分です。笑。

研修医時代に自分の初めての患者が退院した時のような高揚感を、40超えたおじさんが久しぶりに感じたことは秘密です。笑。

今ままでも、挿管と数日間の人工呼吸器管理までは当院でもしていましたが、その後は、大学病院様等に治療をお願いしていました。
挿管患者の管理場所やマンパワーの問題で他院にお願いするしかなかった現状がありましたし、他院にお願い(転院)できる環境に甘えさせて頂いていました。

その転院調整に関しては、いつも「保健所様」を介して「東京都コロナ調整本部様」にお願いすると、「保健所様」、「東京コロナ調整本部様」は、いつも親身になって転院先を探して頂ける状況がありました。

ところが12月末に、初めて転院できない挿管した重症症例が発生しました。比較的高齢な症例で、状況もあまりよくありませんでした。都内の重症病床が逼迫している中、他の救命可能性が高い若年症例を優先する当然の状況のなかで、ついに「転院調整打ち切り」を「保健所様」から通知をいただきました。

もちろん、誰が悪いという話ではないです。当たり前の話です。病床がないのですから、。

私としては、この状況に対して、政治が悪いとか、他の医療機関が悪いとか、ほんの少しの不満はあるのですが(笑)、、、

一方で、、

自分の本音としては、この現状は、「平等に」、人類が直面している危機的な状況であると思っています。

つまり、、、

だから「現状」は、人類に属する「自分」が、究極的に(私以外の人間がそう思わないのは当たり前としても)直面している「一個人的な危機」としてとらえています。

自分の認識としては、この「コロナ禍」は「私の個人的な危機」と認識しています。

ですから自分がかわいい私は、仕方ないので「自分勝手に」、「周りを巻き込んで」対応するしかないかと思い、、、、

何を言ってるか、、わからない??笑。

ですよね!!

まあ、とりあえず、本来、コロナ重症患者のために用意された病床ではないHCUを、私の一存で、コロナ重症患者のために使わせて頂きました。

そこに従事する看護師を含め多職種の多く当院のスタッフは、自分たちの感染リスクや防護服のくそ熱い環境に耐えながら、患者を助けました。

私の自分勝手な方針に従って頂き、、、

みんな、嫌がってんだろうな

と思ってました。

でも、そうではありませんでした。

当院スタッフ、皆、人類の一員として使命感をもって治療にあたっている姿がありまし、今も治療にあたってくれています。

そして、ジャンボジェットの自動操縦並みの、安定した治療対応ができる当院の看護師や、その他スタッフの能力と高さに、、、

「もう俺、いらなくね?」

と薄々感じながら、、改めて感謝しました。

マジ、優秀!!

そして、、、

初めてコロナ患者を「抜管」できた時に、もちろん自分だけの手柄ではないのですが、、

久しぶりに達成感を味わうことができました。

さて、、、、

コロナ医療現場では、こんなドラマチックな経験ができます。

どうか少しでも余裕があれば、医療機関の皆様、コロナの患者の受け入れをお願いします。

楽しいですよ!!笑。

そして

【一般の皆様へ】

どうか感染しないように、本気で取り組んでください。

まあ、きれいごとはやめて、本音を言えば!!

我々、そろそろ限界で、、、

もう、、やってられねっす。笑。

だから、絶対に感染しないください。

結局、最後は本音トークで〆ときます。笑。