当ブログ「プチおきらくくらぶ」は、2000年2月に開設したHP「おきらく旅くらぶ」の１コンテンツでした。かねしの日々徒然を綴る、文字通り「プチ」なコンテンツだったのですが、2011年3月、パソコンを買い換えたことによりそれまで使用していたHP作成ツールが使えなくなりまして。以来旅の記録もこちらに残すことになり、現在の形に相成りました。（それでも「プチ」であることには変わらないのだけど/笑）

さて、そんなわけで放置状態になっているHPを先日久しぶりに覗いてみたのですが、まぁ、すごい旅してますね。今じゃ考えられない距離移動している・・・　若いって怖いわぁと思いました。（笑）

その中でも1番思い出に残っているのは2006年7月30日～8月1日に出かけた「出雲の旅」です。

たまたま相方が実家にある百科事典で出雲大社の項を見たのがきっかけだったのですが、相方とのご縁は出雲の神さまにいただいたものと勝手に思っているわたし。

『今日は縁結びの日』今日11月5日は縁結びの日だそうです。「いいご縁」の語呂合わせから平成18年に「神話の国縁結び観光協会（島根県）」によって制定されたとか。　縁結びのご利益を…

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かねてより1度2人でご挨拶に伺いたいなと思っていたので、これ幸いとその提案に飛びついた次第です。

さて、その旅程ですが。

1日目は三次ICから国道54号線「神話街道」で出雲入りし、「出雲須佐温泉ゆかり館」で禊をして（？）、須佐神社に参拝。

＜出雲須佐温泉ゆかり館＞

＜須佐神社＞

立久恵峡を通って日御碕神社へ。

＜立久恵峡＞

＜日御碕神社＞

稲佐の浜に立ち寄ってから

＜稲佐の浜＞

お宿（スーパーホテル出雲市駅前）入りしています。このときまだ素鵞社の御砂のことは知らなかったのですが、出雲大社参拝前ちゃんと稲佐の浜に行っていたことに軽く驚きました。

＜出雲大社の境内社・素鵞社＞

2日目は朝一番に出雲大社を参拝。その後石見銀山を見学し、温泉津（ゆのつ）温泉に浸かり、道の駅を巡りながら山口県萩温泉へ。

＜道の駅キララ多岐＞

宿泊したのはホテルミレ・オ・マーレという、テラスにかわいらしいお客さまが来る小ぢんまりとしたお宿だったのですが、今はもうやっていないのかな？

＜ホテルミレ・オ・マーレのちっちゃなお客さま＞

3日目は津和野を散策し、小郡ICから帰路についています。

＜津和野＞

今のわたし達から見るととんでもないハードスケジュールですが、石見銀山はのどかでのんびりしてたし（まだ世界遺産に認定される前でした）、

＜石見銀山遺跡龍願寺間歩＞

＜石州瓦が美しい大森の町並み＞

＜懐かしさ漂うお店＞

＜おしゃれな店先＞

温泉津（ゆのつ）温泉もノスタルジックな雰囲気で、

＜温泉津温泉薬師湯＞

行っておいてよかったなぁと思います。

そして出雲大社。

＜出雲大社＞

画像からもおわかりのように、この頃の出雲大社は閑散としていました。7月末日の平日であることを差し引いても人が少な過ぎる・・・（門前町も、「これが出雲大社の門前町か？」と思うほどお店が少なかった。）

それでも、いや、それだからかな？境内に漂う厳かな雰囲気が際立って感じられて・・・　あのときの衝撃は忘れられません。

せっかくの機会だからとお願いした御祈祷（結婚以来初）も、拝殿に御昇殿するとわたし達2人だけで。祝詞の奏上も、お神楽の奉納も、わたし達のためだけに執り行われているのかと思うとかたじけなさに涙が・・・

その後八足門の内に入り

＜八足門＞

御本殿前で参拝させていただいたときは、もう感動で震えてしまいました。

＜御本殿＞

実はこのとき「人生の底辺か？」というくらい落ち込んでいた時期だったのですが、最後に神職さんから「これからも大国さまを信心してくださいね。」とやさしくお声掛けいただいて、「あぁ、神さまはこんなわたし達をも受け止めてくださったのだなぁ。」と、ありがたく思えました。

以来2013年出雲大社の「平成の大遷宮」まで毎年出雲を訪ねていたのですが、やはり初めてだったこのときが一番印象深いです。

さて、この出雲旅行とは別の意味で強烈に印象に残る旅があるのですが・・・

また後日お話できれば・・・と思います。＾＾；

思い出の出雲旅行