1月30日（日）、英彦山神宮にお参りに行きました。

＜英彦山神宮・銅の鳥居＞

我が家では年が明けると新年のご挨拶と称して伺う神社がいくつかあるのですが、

【大原八幡宮と志賀神社】

『あけまして』あけましておめでとうございます　2022　　　＜阿蘇神社の干支土鈴＞　　＊　＊　＊　＊　＊　こちらは好天に恵まれ、穏やかなお正月となりました。　＜日本晴れ！…

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【千栗八幡宮】

『千栗八幡宮へ』今日14日（金）、古いお札を返納するため千栗（ちりく）八幡宮を訪ねました。　＜肥前国一之宮千栗八幡宮＞　2日に初詣で伺っていますが、　『あけまして』あけまして…

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【阿蘇神社】

『年の初めの阿蘇神社2022』1月8日（日）、阿蘇神社へ新年のご挨拶に行きました。　相方実家（日田市）からだったので国道212号線を通って小国経由で。途中いつものように「豊作市場」に立ち寄…

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英彦山神宮もそのひとつ。日の子（天忍穂耳命/天照大御神の御子神）を祀るお山だけに（※）できれば晴れた日に伺いたかったのですが、生憎この日は曇天。雨が降らないだけでも良しとしよう。（※もともと「日子山（ひこさん）」と称されていたが、819年嵯峨天皇の詔で「日子」の2文字が「彦」に改められ、次いで1729年霊元法皇の院宣により「英」の1字が与えられ「英彦山」と改称された。（読みは同じ））

銅の鳥居をくぐり、英彦山修験道本山霊泉寺に参拝。

＜霊泉寺＞

＜霊泉寺に咲いていたロウバイ＞

次に参道入口に鎮座する点合護法（てんごうごほう）様にこれより入山のご挨拶をしてから

＜道案内の神であり英彦山の守護神でもある点合護法＞

石畳の道を進みます。

＜銅の鳥居から続く石の参道＞

そそり立つ杉の巨木、

＜下宮の大杉＞

「坊」と呼ばれる山伏の住居跡、

＜財蔵坊＞

苔むした石灯篭・・・

＜参道に建ち並ぶ石灯篭＞

紅葉の名所として知られる英彦山ですが、わたしは修験の山を色濃く感じられる冬枯れの風景も大好きです。*＾＾*

＜冬枯れの参道＞

みやげもの店を過ぎると石の鳥居があり、

＜石の鳥居＞

ここからは石段になります。

＜石段＞

登っている途中息が上がりますが、凛とした空気を胸いっぱい吸いながら一段一段登って行くと身が清められるような気がして、この行為すら尊く思える・・・　法螺貝の音を聞くとなおさらです。

石段を登りきり、手水舎で心身を清めてから

＜葉牡丹で飾られた手水舎＞

奉幣殿の前へ。

＜奉幣殿＞

朱塗りの柱と大鈴が目を引く、山岳信仰らしい重厚な佇まい。

気持ちを引き締め二拝二拍手一拝、日々の感謝をお伝えしたところ―

＜木々の間から差し込む陽光＞

晴れた！

「やっぱり英彦山は日の子の山だ。」とうれしくなって、相方と2人空を見上げました。

英彦山のご神水で喉を潤し

＜天ノ水分神を祀る霊水＞

奉幣殿前の石の鳥居の下へ。

＜奉幣殿前にある石の鳥居＞

こちらは山頂に鎮座する御本社（上宮）の遥拝所。

＜上宮遥拝所＞

手を合わせつつお山に想いを馳せます。今年はご挨拶に伺えるといいなぁ・・・

＜英彦山中岳山頂に鎮座する上宮（2009年2月撮影）＞

石段を登って下津宮にお参り。

＜須佐之男命、神武天皇、大国主命を祀る下津宮＞

「上がってご参拝ください」の貼り紙に甘え、御昇殿参拝させていただきました。

＜下津宮前からの眺望＞

＜下津宮横に祀られる彦山豊前坊さま＞

最後に恒例の「トンボ玉おみくじ」を。どこにでもあるおみくじなのですが、わたしは毎年年の初めに英彦山神宮で引くと決めていて、その年のお守りにしています。果たして今年のトンボ玉は―

＜トンボ玉＞

ちょっと緑がかったブルーの丸型。心が渇いたとき、そっと潤してくれそうな色だなぁと思いました。*＾＾*

いつもなら帰りはスロープカーですが、現在花駅（旧英彦山小学校）までしか運行していないので歩いて戻ることに。その途中、泉蔵坊（せんぞうぼう）跡にできた新しい拝所にお参り。

＜天台宗修験道法道院別院法喜院＞

登っているときに聞こえた法螺貝の音はこちらからだったようです。＾＾

さて、例年だと太宰府天満宮、立春を過ぎてから雷山観音にもお参りするのですが、この状況だといつになるか・・・　できれば宇佐神宮にも伺いたいし、第6波が1日も早く収束することを願います。

おまけ

お昼は「道の駅歓遊舎ひこさん」内にある「英彦山0合目食堂」でいただきました。

＜道の駅歓遊舎ひこさん＞

全ての具材をのっけた欲張りうどん。

＜具だくさんの「英彦山うどん」＞

寒い日だったので体が温まりました。*＾＾*

・英彦山神宮：福岡県田川郡添田町英彦山1　HP

・道の駅歓遊舎ひこさん：福岡県田川郡添田町野田1113-1　HP

※英彦山スロープカーの運行状況はこちら、英彦山スロープカー公式サイトで。

英彦山へ2022