「らんまん」の中に、

 

千鶴紀子と万太郎について

語る場面があった。

 

演じたのは、松坂慶子さん千鶴

紀子宮﨑あおいさん

 

この二人と言えば、

「篤姫」での幾島と天璋院。

懐かしい・・・

 

松坂慶子さんが演じる千鶴が

万太郎を語りながら、

懐かしそうに笑顔で語る姿が

印象的だった。

 

実際、モデルとなった鶴代は、

牧野記念庭園の展示替えなども行っていたらしい。

 

この家は関東大震災後、

 

寿衛が待合「いまむら」を売り

そのお金で買ったものらしい。

 

富太郎は、

 

妻の意見では都会なのでは火事が多いから、せっかく私の苦心の採集になる植物の標本などもいつ一片の灰となってしまうか判らない。どうしても絶対に火事の危険性のないところというので、この東大泉の田舎の雑木林の真ん中に小さな一軒家を建ててわれわれの永遠の棲家としたのです。

(「牧野富太郎自叙伝」)

ちなみに寿衛が売りに出したのは、

金融恐慌が始まる前だったらしく

いい時期であったらしい。

 

 

曾孫の牧野一浡氏

3歳で母を亡くし、鶴代に育てられたという

 

その自宅は、

練馬区立牧野記念庭園になっている。

 

いつか行ってみたい。