連続テレビ小説の「らんまん」
今週で最終回。
関東大震災の回。
「映像の世紀」
で知ったのだが、
神田佐久間町・和泉町は
火災を免れ、
人々がバケツリレーで神田川の水を運んだらしい。
実際の牧野富太郎は、
その時、自室にいたらしい。
その際、
「植物研究雑誌」第3巻第1号を消失。
それは、教育者の中村春二の支援を得たものだったという。
震災後大正13年(1924)1月、
富太郎は、病床の中村を訪ねる。
その手には、
途中で手にした七草があった。
富太郎は、中村について
学術に忠実で、情誼に厚く、且つ任侠の気に富んでおらるる
と語っていたらしい。
中村は、2月21日、47歳で死去。
富太郎は遺族から中村の硯を譲り受け
たのだという。