「真田丸」で描かれた
武田勝頼。
平岳大さんが演じていた。
1話で、
「父上が築き上げたこの国を、わしは滅ぼしてしまうのか」という言葉。
信玄の後を継ぐという重さ。
真田屋敷を勝頼は訪れ、
信幸と信繁に言う
「武田を思う安房守の言葉に嘘はなかったと、わしは信じておる、わが父・信玄への忠義、決して忘れはせぬ」
このドラマのように岩殿へ勝頼が向かってたら、と思ってしまう。
信幸は「御屋形様はお優しいお方だな」と
信繁は「優しくて、そして・・・悲しいお方です」と評す。
2話で自刃の際には。
「今からそちらへ参ります。四郎をたっぷり叱ってくださりませ」の勝頼の悲しさ。
そういえば、家康は正信に
「わしなら、ここに残って、最後まで戦ったであろう」と言う。
その言葉に苦しめられた勝頼に対する気持ちがあったのを今にして思う。
最近、
平山優さんの「徳川家康と武田勝頼」という本を知る。
読んでみようと思っている。