「あさが来た」で「へえさん」こと
山崎平十郎と言う人がいる。
この人は、立命館大学創始者
中川小十郎という。
かれが加島銀行に採用されたのは、
明治32年(1899)であり、
当時、西園寺公望の秘書官で
さらには文部省官僚であった。
広岡浅子は、成瀬仁蔵より紹介されたらしい
二晩程寝もやらずに種々考慮をめぐらした
と、小十郎は語っている。
その後は、加島銀行の理事に就任した。
小十郎が大学予備門時代、
夏目漱石、正岡子規、南方熊楠らが
いたらしい。
漱石の「落第」には小十郎とのことが書かれてあるらしい。
いちど読んでみたい。