第44話 「ヒグマ男」

 

アシリパたちがアイヌの男性の案内でチセを訪れた際、

 

杉元が「このアイヌのチセを見ると、

北海道って感じがするぜ」の言葉と

アシリパの「戻ってこれたな、北海道に」

が深い。

 

その男性から砂金の話を聞かされる。

 

第1話で杉元が一攫千金を狙い砂金を採っていたのを思い出します。

 

地元の人と思われる平太を救ったことで

平太から砂金を教わる杉元と白石。

 

ただ、アシリパは納得していない様子。

 

平太はウェンカムイがいると、怯えている。

だが、杉元が探してもいない。

 

アシリパが平太に

「そうやってみんな猟をやめて砂金を採ったから川が汚れたんだ」との言葉。

とても重い。

 

ヴァシリは絵を描き、

その絵にあるヒントが。

白石がのぞき込むと、そこには刺青の平太。

見抜いてたんだ。

ヴァシリはその前に危機をアシリパに救われ

アシリパは平太を信じ切っている白石と杉元には言っていない言葉を。

「平太はどうしてヒグマがいるなんて嘘をつくんだろう」

 

平太はヒグマの皮を背負い

ヒグマに化けていたとは。

アシリパの「平太のいうウェンカムイとは平太の頭の中にだけいるんじゃないのか」

が重い言葉です。

 

平太はヒグマの毛皮をかぶり杉元を襲う。

が、杉元にはかなうわけもなく、

さらに不運なことに弓矢が刺さり、

平太はそのまま絶命。

 

平太の言葉で

アシリパは「正しく伝えることは大切だ」と思いを強くし、

杉元は「砂金への欲望が人生を狂わせたのか・・・・」と思う。

 

ただ、白石の「次はどこを採ればいいのですか」と泣く様。あきらめてなかったのか。

 

ところで、平太って

「鬼滅の刃」の猗窩座の石田彰さん。

 

全然違うなあ。すごいなあ。