「樺太脱出」

 

鯉登の第七師団一行を見る嬉しそうな顔。

 

そして、谷垣がアシリパに

「小樽のフチのところへ戻ってみると伝えてみるがよい。」との助言。

そのそばには、杉元が「大丈夫だよ、アシリパさん」の言葉。

杉元と白石あの殴り合いから仲直りしたんだろうか・・・?

 

鶴見は、杉元と白石をアシリパから話そうとし、「稚内の駆逐艦で待機」と。

アシリパから金塊の場所を聴くまでは、

あの使っていない倉庫に入れるような話を宇佐美に言っていたので、その作戦?

アシリパに問われ、「乗員定数の都合」と言う鶴見。

アシリパの「杉元と離して、私をどこかに監禁する気か」に鶴見の「安全な」は通じない

アシリパの

「アイヌの未来は存在しているのか」の問いアシリパの堂々とした態度、すごい。

 

そんなやり取りに月島は

「優しい嘘はどうした」と鶴見の異変を感じ

鶴見はアシリパを見ながら、ウィルクを重ねる様子。

鶴見の様子に、菊田でさえも驚き、

一同が驚愕。

アシリパは弓を引こうとし

「私のことは私が決める」

と、杉元に言う。

 

杉元とアシリパは鶴見から逃げ、

その間宇佐美を倒すも、

アシリパの危機に刺されながらも

杉元は倒す。

「俺は不死身の杉元だ」

月島が鯉登を止めたのは、

樺太での旅の途中の制御のきかない

杉元を見たからかも。

でも、鯉登を介抱する様子や

鯉登が「俺のことはいい」という姿

鶴見が何も言わず悠々と去る様に

「嘘でも心配したらどうですか」と

不満を抱えている様子。

 

ヴァシリが現れ、

杉元とアシリパに手を差し伸べる。

そして、ヴァシリの馬に白石も乗る。

が、

谷垣はとどまる。

アシリパが「インカラマツがいるんだろ」と

フチには「必ず会いに行くと伝えて」と。

谷垣が引き返し、

菊田に「追え」と言われた際の

「俺はマタギです」のすがすがしい顔。

 

船に乗り込んだ一行の危機

杉元はあの傷でも「大丈夫」とし、

杉元の血で追ってきた兵士に

ヴァシリは撃つ。尾形との再戦のため。

白石は「足」って言ったんだが。

 

あの船長さん、一時は

男気あって「止まるか」って反抗してた。

 

流氷から逃亡する一行の会話。

アシリパの決意はすごいなあ。

あの旅で成長したんだ。

一行は船に救われ北海道へ。

 

同じころ、月島は死んだ兵士の軍服が脱がされているのを知り、

地元の市民から聞き取り。

その軍服を着、船に乗り込んだのは

尾形。

しかも、「死んだ両親の北海道に戻りたい」とか船長信じてるんですが。

 

鯉登が自信を無くす中、

父親が「生きているだけで」の言葉。

救われたかな。

が、尾形も乗り込んでいるのを知らない。