「映像の世紀バタフライエフェクト」
を見たのだが、
火野葦平という作家がいる。
戦地に赴き、
「麦と兵隊」など著した。
だが、戦後、
一時は公職追放になる。
許されたのは、
3年後の昭和25年10月だった。
番組で紹介されていた
「革命前後」
火野自身の作家が周りから言われた言葉
かなり辛いだろうと思う。
昭和35年1月24日に自殺したという。
53歳であった。
「歴史と旅」という雑誌の中に、
秋吉茂氏の「火野葦平の死」という
文章がある。
秋吉氏は「朝日の伝説的記者」であり、
火野とも親しかった。
火野の死を知らせたのは、火野の弟からであったという。
「革命前後」は後に芸術院賞を受賞したという。
彼の故郷には、記念館もあるという。