ふたたびの

「続・瀬名奪還作戦」

 

本多正信に

「鵜殿とその配下を生け捕りにいたします」

と、いう信念と

半蔵の「やるというからには」という気持ち

元康の「半蔵、やれ」で決まります。

忍びには女忍もいる。

正信の悪気はないが

「そなたたちが頼りじゃ」と弥七郎たちに言い放ち、半蔵は暗い表情。

大鼠の娘・女大鼠

技もすごく、半蔵は驚きの様子。

女大鼠は暗く憂いもある様子。

 

於大の「勝て、勝てと念じながら握るのです」と女性たちに指導する様子。

元康には榊原が参戦。

「本多平八郎忠勝殿の兵に入りまする」

しかも、「追い抜きまする」と言う始末。

さらに、於大に引き連れられて久松登場

兵に加えてくれと言い、なかなかしたたか。

 

鵜殿兵には子息2人も参戦。

「焦るな、引き付けろ」

と、冷静に松平兵に立ちはだかります。

多くの兵が倒れていく様子。

「忠義を忘れたものの末路」

と言い放つ始末。

嫌な感じです。

 

氏真の出陣の様子。

関口家の前で

「元康の目の前でそなたたちの首をはねる」

の言い方、冷酷。

たねが「私もご一緒いたします」と言う様子

泣き崩れるたねに悲しくなります。

 

元康は「服部はまだか」と言う。

石川数正より瀬名たちが縄で縛られ引き連れられていると知り、衝撃を受けます。

何よりも、女大鼠とその仲間たち

すごすぎます。

オオカミの鳴き声と共に立ち上がり、

崖を上る姿。

榊原の危機を助ける忠勝

いい姿だった。

 

忍たちに囲まれた鵜殿

「虫けら」扱い。

鵜殿は自害し、

その息子たちもそのあと追い自殺。

だが、半蔵がそれを助け、

「生け捕り」にしたという。

 

半蔵が

仲間を信じる姿を取り戻した。

女大鼠とのやり取りも面白い。

 

氏真は「情けは無用」とし、

子供たちから殺そうとする。

が、川を挟む場所に

元康がおり、

鵜殿の二人の息子たちが。

そして、交渉に石川数正。

岡部に「早く斬らんか」と言う

そこに巴が

「幼いころから変わりない。

これだから皆離れていくのです」

そして、関口と巴が

自分たちを殺し、

瀬名と子供たちを助けてくれと。

さらに

「義元公ならそうなされましょう」

の一言。

 

鳥居の「若君様、いや氏真様」

松平家では鵜殿の子供たちを解放し、

今川では、石川が竹千代を抱き、

その後ろに瀬名が亀を背負い続きます。

 

ようやく涙交じりの瀬名と再会

 

巴の「そなたが命を懸けなければ

いけない時が必ず来ます。

その時まで強く生きるのです」

関口の「笑顔を忘れるでないぞ」の言葉

瀬名はこの言葉と生きるのだろうと思います

 

氏真が退き、元康も退く。

元康が氏真を見る目線の強さ

「よくも」という思いも見えました。

氏真が見ている義元の生前に着ていた

衣装。

氏真も義元を超えたいという表れで

そういう面ではつらい立場かもしれません。

ただ、見ていて嫌な人でしたが。

 

来週は、三河一揆だそうです。