「映像の世紀」
この日は、
「零戦 その後の敗者の戦い」でした。
堀越二郎の生い立ちの紹介で
やはり、
宮崎駿監督の「風立ちぬ」が
脳裏に浮かんでしまいました。
神風について、
堀越二郎は
「なぜ零戦がこんな使い方を
されなければならないのか」と
若い青年たちが特攻で飛び立つことに
悲しい思いをしていたらしい。
戦後、堀越や土井武夫たちが
YS-11に取り組み、
そのYS-11は引退した。
ナレーションの
「今、日本の空を飛ぶのは
外国製の飛行機である」という
言葉が悲しくもある。
堀越の「失敗を恐れるのではなく
勇気と挑戦こそが必要でしょうね」
と語っている。
深い言葉だ。
戦後には、胃カメラを完成させた
深海正治や杉浦睦夫らや
ペンシルロケットの
糸川英夫、
新幹線の松平精や
三木忠直たちの努力。
技術者たちは凄い。
三木の
「技術は本来的に人間を幸せに
するものだ。
絶対にそうでなくては
ならない」の言葉
深い言葉だった。