大学入試は、全力を出し切ることが肝要
大学入試は、とりあえず後悔だけはやめましょう。合否は相対的なものです。
自分より点の取れる人が、たまたまその年同じ学部に集中することもありますし、逆もあります。
全力を出した結果、ついてきたものはしょうがないのです。
また逆に言うと全力を出しても入れなかった大学、学部は、入ってから向いてない、もしくは勉強についていけず苦労する、そしてその後の就職まで悪影響ということにもなりかねません。
とにかく、最低限の勉強をコンスタントに行い、当日どれだけ集中力と自信を持って試験に臨めるかがカギです。
理系の場合と、文系の場合で若干方法が異なります。
文系の読解力や論文がメインの場合は、最低限のことは、もちろん身につけなければなりませんが、自己主張力、それをコンパクトにまとめて書く能力、いわばプレゼン的要素が必要になります。
こういったことは、座学の暗記を繰り返していてもあまり意味がないもの、それよりは、読書量を増やし、人にきちんと説明してみる、または書いて読んでもらうなどの場数が物を言います。
当日の試験が、決まった場所、時間で行われることを考えろと、特定の時間内に文章を読み書きすることを意識するのも大切ですね。
また理系やセンター入試の場合は、一定の型や傾向があります。
そういう場合は、過去問題を何度か繰り返し解いておき、十色々な問題に応用できるよう、基礎の軸をしっかり作っておくことが大切です。
こちらは、過去の問題や参考書の問題を解く場数を増やすことですね。
これも決まった時間内に、実力を発揮できるよう意識して行いましょう。
試験は日常の延長です。
センター試験前の理科の勉強法
私は高校三年生の11月まで理科に関しては成績が伸びずに悩んでいましたが、単に勉強の仕方を変えろだけで、成績は上がりました。理科と社会は短期間で成績が上がる、言われていますが、あれは嘘だと思って良いです。
短期間が定義されておらず個人によって思う期間が異なるため当てにならないのです。
実際にはこの短期間は3~4ヶ月を考えておいて下さい。
それも、理科の該当科目に関して、全ての範囲を履修したという前提あってです。
つまり、3~4ヶ月の期間が必要であるのならば、センター試験を基準にすると9月頃には全範囲の学習を済ませておく必要がありますが、センター試験では化学Ⅱは課されないため、その要件は満たしています。
また、二次試験は国公立であれば2月末、3~4ヶ月前は12月付近になりますが、これも容易に満たせるでしょう。
よって、後は理科にどれだけ勉強時間が注げるかに焦点があてられます。
しかし、受験期には他の教科にも時間を注ぐ必要があるため、理科だけに時間を注いでいてはなりませんが、理科には簡単な勉強法があるため、毎日一時間程時間をとれば良いです。
それはセンター試験の過去問を解いて、解説を読むことです。
なんて当たり前なことを、と思うかもしれませんが、これには理由があります。
今までのセンター試験で理科の問題は出し尽くされました。
理科では問題がパターン化していて、センター試験を作成する側は毎年の出題変更に悩まされてきました。
そのため、理科のセンター試験問題は過去から振り返ることで、その全てを網羅することができます。
余談ですが、センター試験本試の解答・解説は河合塾のものを参考にするのが良いと思います。素人無修正ランキング