私は60歳で役職定年を迎え、
今は別の部署で働いています。
給与は7割になりましたが、
諸々の差し引きを考えると、
実質的には半額程度です。
それは、新卒初任者と
同等レベルです。
役職定年後は7割の給与ですが、
私と同じ労働をしている他の人なら
全額もらえます。
60歳を過ぎた後の3割カットの理由は
理解していますが、
やはり疑問が湧きます。
職場にはさまざまな人がいますが、
年功序列や終身雇用によって、
あまり仕事をしない人にも
同じような賃金が支払われていることには
疑問を抱きませんでした。
しかし、会社の利益の8割は2割の社員が生み出している、
というパレートの法則を考えると、
労働の対価として賃金を支払うべきだと思うようになりました。
年齢や勤務年数に関係なく、
労働の内容によって
賃金を決める欧米スタイルこそが、
本当の平等だと言えます。
そうすることで、同一労働同一賃金が実現し、
定年延長後や再任用の給与も労働の対価として
適正なものになるでしょう。
国会議員の方も、
そういう人たちの意見を聞くことで、
票を獲得できるのではないかと思いますが・・・。