おはようございます。金本祐介です。
前回の続きですね。
私は、漫画を通して人財育成の在り方が大きく関連していると思っています。
大きく分けて３つの世代があるとお話ししました。
気合！根性！
みんながやらなければ俺がやる！
③ワンピース世代
それぞれの能力を高め、できないところは周りで補っていく。
私もワンピースのストーリーは大好きです。
世界の海賊王になるために、自分に能力がない仲間を集めて、それぞれが同じ目標を持ち旅を続けていく。
では、このワンピースから私はどのような関わりを持っていってるのか？
ですね。ほとんど意識はしていないですが自然にそのようになってきているのだと思います。
①楽しむ！！
②それぞれの能力を褒めちぎり最大限まで持っていく
③苦手なところは、他に能力が高いスタッフに任す
大きく分けてこの３つです。
①は絶対条件です。仕事を通して誰かのお役立っていることを自覚してもらいやりがいへと繋げる★そして、将来なりたい姿をイメージさせて、今日一日の仕事が未来へと繋がっていっているのかを振り返ってもらいます。
②スタッフの能力はそれぞれです。
ＰＯＰが書くのが好きな子→→おすすめ担当
料理が好きな子→→新メニュー提案担当
掃除が好きな子→→整理・整頓担当
事務作業が好きな子→→発注・棚卸担当
このように担当者を決めていきます。そこから驚くほどの相乗効果が生まれてくるのです。
「私もこれができるようになりたい★」
自ら成長を求め、互いに教え合っています。
だから、
「やらされている。」
と思わないんですよね。
これは当社の強みかもしれません。
③これは私はただの思い込みだと思っています。
「私は、これはできない。」
この思考を持ち続けていると、一生できないと思います。しかし、何かのきっかけで、
「もしかしたら私にもできるかも！？」
と思ってくれたら、大きな成長に繋がり、自信を持つことができます。
すべては自主性に任せています。ほぼ放置です。
スタッフが無意識に声を掛けあい、日々成長していく姿を温かく見守っています。
そして言葉掛けは意識しています。
例えば、繁忙期の時期にスタッフのほとんどがシフトに×を付けているとします。
スタッフが入ってくれないと店はまわりません。
絶対に誰かに入ってもらわなければいけません。
そのとき何て言葉掛けをするのか？
２７歳から３２歳までの私（巨人の星世代）
「予定断って入らんかい！！分かってんか！！」
３３歳から３５歳までの私（スラムダンク世代）
「お前が入ってくれへんかったら店まわらんから、入ってよ～。絶対良い経験になるから。一緒に頑張ろうぜ★」
３６歳から現在（ワンピース世代）
「助けてほしいねんけど、お願いできるかな？どっかでこの恩は返すから、助けてよ～。」
お願いごとはまったく同じ内容ですが、言葉の使い方一つで大きく反応が変わります。
クライアント様のオーナーの中では、
「なんで俺がそこまで媚び売らないとあかんの？プライドが許さん。そんなんやったら、そんなスタッフなんていらんわ。」
と仰る方もいらっしゃいます。
あいにくその方の会社では、今でも人財不足で大きな悩みを抱えていますし、採用してもすぐに辞めてしまうみたいです。
巨人の星教育が強いので、ワンピース世代の子達からすると、理解できないかもしれません！？
だからこそ私は、時代を受け入れることが一番の近道だと思っているのです。
いかがでしたでしょうか？？
それでは今日も１日をエンジョイしていきましょう～★
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