「青雲の志を胸に」~中山道の旅~ | さらさの「粗野がーる」

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アメーバの携帯ゲーム「艶がーる」の主人公を、28歳・恋愛偏差値20の女性に置き換えた実験的小説を書いています。

あくまでフィクションなので、深く考えずに読んでください

こんにちは。

先日、何ヶ月ぶりかで、夫が丸一日お休みを取れました。


「どっか行きたいとこ、ある?」


と、聞かれたので、以前より行ってみたかった馬籠宿へ。

馬籠は、名古屋からだと車で一時間半くらい。でも、電車だと三時間以上かかるので、自分では行けなかったんですよね。


ついでにどっか立ち寄れる寺社はないかなーと調べたところ、その名も「龍馬神社」を発見。なんで岐阜に?とは思ったものの、これは行かねば「末女」じょないよねっ。


訪ねてみたところ、ちょっとびっくりするくらい小規模でした。

あれかなー

龍馬の熱狂的ファンなご主人が、屋敷の中に神社作っちゃった感じ。でも、きちんと高知県の龍馬神社から分霊して頂いているそうです。ご祭神は、もちろん坂本龍馬その人。人じゃないか、神か。ってことは、この鳥居を龍馬さんが通るのね・・・と思うと、ちょっと笑え・・・じゃなくて、感動。




私も、庭に歳三神社作ろうかしら・・・。

いや、でも某乙女ゲーファンが詰め掛けたら嫌すぎるからやめておこう。


宮司さんは大変感じの良い方で、ご朱印も快く押していただけました。


ほどなくして、馬籠に到着。



馬籠は、中山道の宿場町でした。新撰組の初期メンバーが浪士組として上京する際、利用したのが中仙道。もちろん、馬籠も通ったはず。


実際の宿場町は、何度か大火にあってほとんどが焼失してしまいましたので、現在の町並みは、住民の皆さんの努力で再現され、保存されています。

その様は、まさに江戸時代へのタイムスリップを彷彿とさせる、情緒あふれるもの。


それでは、私のつたない技術で撮影された画像ではございますが、楽しんでいただけたらと思います。









いかがでしょうか。この風景を、土方さんも藤堂さんも永倉さん(推し順・他割愛)も見たんだなー。

さて、宿場町には、本陣・脇本陣と呼ばれる、貴人のための特別な宿がございます。土方さんが入り浸っていた、お姉さんの嫁ぎ先佐藤さんちも日野宿の本陣でしたね。


馬籠の本陣は、こちら。



「夜明け前」や「初恋」で知られる作家、島崎藤村の実家でもあります。

残念ながら、こちらも焼失し、残っているのは藤村が勉強部屋にしていた離れだけ。




同じお金を払って見学するなら、私は、当時の生活道具や、旅の必需品などが転じしてある脇本陣のほうが楽しかったです。


こちらは脇本陣のお殿様用のお座敷。

息子も割りと熱心に見てました。


道々食べ歩きもできるのですが、お昼はこちらのお蕎麦屋さんで頂きました。





ご飯を食べた後は、来た道を、買い物しながらブラブラと帰る。車に戻って、次の宿である妻籠にも行きたかったのに、夫の買い物が長くて無理でしたーw


仕方なく、帰り道にある「落合の石畳」を見にいきました。



ここは、中山道の石畳が復元されており、一部は昔のまま現存しています。

ってことはですよ・・・


ここを土方さんが踏んだんですよっ!藤堂さんもっ!永倉さんもっ!

(推し順、他割愛)

私も踏まれたい(エ

感無量でございました・・・(ここは当時のままの石畳)。




機会があれば是非どうぞ。


ではまた。