2枚目の画像は昭和初期の絵葉書「デパートメントストアー玉屋呉服店」
先日、ヤフーオークションを見ていると、「九州古陶磁展 田中丸コレクション」という
展覧会が京都の裏千家北山会館で行われているのを発見した。
田中丸コレクションというのは、玉屋の社長の陶磁器コレクションを
元にした美術館で、以前は中洲玉屋の中に展示コーナーがあった。
学生時代、展覧会のための調査に同行し、多くのコレクションを手にとって見る機会があった。
ちょうどバブル期で、中には当時数億円の価値がある焼物もあり、
皆、緊張感を持って触っていた。
そんな、中洲玉屋も平成11(1999)年7月15日(祇園山笠追い山の日)を最後に閉店した。
その後、数年間建物は放置されていたが、昨年ようやく新しいビルが建った。
玉屋無き後、田中丸コレクションはどこに行ってしまったのかと心配していたのだが、
どうやら今のところは霧散することなく、まとまっており、
半分ほどは九州国立博物館に寄託されているようだ。
「裏千家北山会館」
http://www.kitayamakaikan.jp/