1月も半ば、厳しい寒さがまだまだ続きます。
風邪やらインフルエンザやらコロナやら流行ってるようなので、しっかり栄養を摂って健康に過ごしたいところ。
年始直後は仕入れ量や市場の関係があって売り切れ・高値段がありましたが、少しずつ高値状態も落ち着いてきてます。
鍋物にうれしい大根・白菜はもちろん、最近は意外にも”卵”が安くなってます。
冬の卵といえば、すき焼きや回鍋肉を卵につけて食べると美味しいですよね。
卵は、タンパク質・ビタミン・鉄分などさまざまな栄養を含む万能食品。1日1~2個を目安に毎日食べたい食べ物です。
さて、今回は「干し〇〇」特集。
基本的に「生」で食べるのが最も栄養を摂れる野菜ですが、そんな生野菜を超える効果を持つのが「干し〇〇」。
その理由は、干すことで水分が抜けた分、栄養が凝縮されるため。
干し物で代表的なのは切り干し大根。
可食部分100gに含まれる栄養素は、カルシウム・カリウム・食物繊維など様々なものについて、生と比較して10倍以上。
食べ方としては、水で戻して人参や油揚げを加えた煮物が一般的。
戻したときの残り汁には切り干し大根から出た栄養が含まれているので、捨てることなく使うのがおすすめです。
また、するめイカのようにそのままポリポリ食べるのも、中々美味しいですよ。
一方、果物部門の干し物といえば干し柿。
食物繊維による便秘解消効果に加えて、ビタミンによる美容効果も。
ダイエット・高血圧予防にも効果があります。
1日の適量は1~1.5個程度。売ってるパックにはたくさん干し柿が入っているので一気に食べたくなりますが、少しずつ食べてくださいね。
そして、最近出てきたのが干しいも(芋切)。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240111/23/kanemaru1263/f5/8c/j/o0300040015388402112.jpg?caw=800)
干しいもも、生のさつまいもに対して食物繊維・鉄分などが約2倍含まれています。
切って干しただけなので添加物もなく、元々が甘いから子供のおやつにピッタリ。
手づかみで簡単に食べられるのも嬉しいですね。
少々お値段はしますが、健康と美味しさ、どちらも備えた万能食品です。
干し柿・干しいもについては、冬限定の商品でもあります。
干し柿はわかりますが、年中出ているさつまいもなのにどうして干しいもは冬限定なのか?
その理由は、干しいもを作る環境の問題。気温十数度で晴れが続く時期がおすすめらしいので、なかなか夏には作りづらいのでしょう。
そんなわけで冬が旬の干し〇〇、ぜひ食べてみてください!!